サイディングが浮いてきた!早急な対応の必要あり!?

サイディングが浮いてきた!早急な対応の必要あり!?

通常まっすぐになっているはずのサイディングが、端の方から浮いていたり反っていると言う異常を見付けて不安に思っている方はいませんか?

サイディングの浮きや反りは経年劣化の症状の一つであるためどのお住まいでも発生する可能性がありますが、この症状が見られた場合は症状がかなり進行していることが考えられます。

放っておくとどんどん症状は進行し、雨漏りの発生やサイディングの張り替えが必要になる事態にまで発展します。

今回は浮きや反りが起きてしまう原因や症状を見付けた際の正しい対応についてをお伝えします。

サイディングに浮きや反りが起こる原因

サイディングは非常に頑丈なボードに見えますが、実は水分を含むと弱くなってしまいます。

そのため新築の際には水を弾くように表面が塗装加工されています。

表面の塗膜が経年により防水効果を失ってしまうとサイディングは水分を吸い込むようになり、これが浮きや反りに繋がります。

水分を含んだサイディングはわずかに膨張し、乾燥すると縮んで元に戻ります。

しかし、表面と内部で乾燥するタイミングに差があるため、先に乾く表面に向かって引っ張られるように縮みます。

これを繰り返すことで徐々にサイディングの端から反り上がってしまうのです。

浮きや反りを発見したら?

浮きや反りが発生するメカニズムから、症状が目に見えるようになった頃にはサイディングが水分を吸い込むようになってから時間が経っている状態であると言えます。

もしサイディングの浮きや反りを発見したら早急にメンテナンスを検討すべきです。

サイディングは非常に硬い建材であり、一度変形してしまったボードを元に戻すことは不可能なのです。

そのため早急なメンテナンスにより症状がこれ以上進まないように食い止めなければなりません。

症状が進むとサイディングの部分的な張り替えを検討しなければならず、その場合現在と全く同じデザインのサイディングがないことから、部分的に違和感のある外壁に仕上がる可能性が非常に高くなります。

また、浮きや反りにより外壁に隙間ができてしまうため雨水が内部に侵入するようになります。

それだけでなくサイディングの側面や裏側が水分を含んでしまうため、腐食による強度の低下を招いてしまうのです。

メンテナンスは症状の進行具合によって対応が異なり、サイディングの端が少し浮いている程度であればビスを打って元の位置に戻してあげます。

浮きや反りが激しい場合にビス打ちをしてしまうとサイディングを割ってしまう恐れがあるため、部分的な張り替え工事が必要になります。

部分的な張り替えによりデザインが変わってしまっても同時に塗装を行うことで違いを目立ちにくくすることができるため、基本的に塗装工事と一緒に行うことがおすすめされます。

最後に

浮きや反りが発生しているサイディングは防水機能が失われており、雨水などによってお住まいがダメージを受けやすくなっている状態です。

さらなる劣化を阻止するためにも、見つけたらできるだけ早めの対応をしましょう。

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