私たちが住む日本には四季があり、暑い夏や寒い冬の中でも外壁塗装は行われています。
そこで「夏と冬で塗装の内容や質が変わることってないの?」と思ったことがある方はいませんか?
太陽が昇っている時間や気温も異なるため、気候に左右される塗装工事において何か影響があるのでは?と心配になりますよね。
ここでは外壁塗装に関わる注意点を交えながら季節による塗装の違いについてお伝えしていきます。
夏でも冬でも品質に影響することはない
夏の日差しは厳しく気温も高いため、他の季節特に冬に比べると塗料の乾燥時間は早い傾向にあります。
そのため通常よりも希釈率を高めて塗装することがあります。
希釈率を変えることは手抜き工事だ!と思われる方もいるかと思いますが、希釈率には既定の範囲があり、希釈率を変える場合でも既定の範囲内で行われるため品質に影響することはありません。
福岡の冬は塗装工事に影響するほど冷え込むことがないため基本的には通常の希釈率あるいは希釈を行わないなど職人の工夫がポイントとなります。
また、夏には梅雨や夕立による降雨が起こりやすいため天気の変化には注意が必要ですし、冬の朝には露で表面が濡れてしまうため完全に乾いた11時頃からの作業になり夕方には結露が発生してしまうため3時頃までの作業になることもある点は押さえておきましょう。
年間を通してどのタイミングで塗装を行っても適切に施工が進められれば仕上がりに差が出ることはありませんが、お客様の多くは「気候が安定している春か秋に工事をしたい」と考えられています。
先述の通り夏には梅雨が、冬には梅雨の影響もあり工事が長期化しやすい傾向にあるため、スムーズに工事を進めやすい春秋は人気のシーズンです。
そのため問い合わせが集中したり希望通りのタイミングで工事の予定が組めないと言ったケースも考えられますので、品質には影響がないことを抑えていつでも工事できるタイミングでと言う意識を持つことも大切かも知れません。
*防水塗装にも注意点が
外壁や屋根の塗装と合わせて防水の工事を行うという方も多くいます。
防水用の塗料には季節に合わせたタイプがあり、夏には夏の冬には冬の性質を持ったもので工事が行われます。
しかし春や秋など過ごしやすい気候になる季節においてはどちらの材料を使用するかで悩む職人も多いのだそう。
なお、防水塗料に使用する硬化剤の量を間違えてしまい多い場合には硬化不良を、少ない場合にはわずか数分でカチカチに硬化してしまうことがあるだけではなく、火事を招いてしまう恐れのある危険な材料です。
必ず防水工事が得意な業者にお任せして不手際や事故のリスクを抑えましょう。
最後に
外壁塗装はいくらでも手抜き工事が行えるものであり、これに対してお客様はたとえ手抜き工事がされていても素人目には全くわからないため後から発生する症状によって手抜き工事が行われていたと気付く事が多いです。
ご不安な方は地域に根付いた信頼のある塗装業者にお願いするようにしましょう。
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)