外壁塗装のシーズンとなり現場数や打ち合わせが増えている現状です。
塗装工事を考えられるきっかけとして年数的にそろそろと言う方や目に見える劣化が出たというお客様が大半ですが、3月から梅雨前にかけて塗装をしやすい気候になるためお問い合わせが集中しなかなかスムーズに打ち合わせが進まないこともあるかと思います。
サイディングを使用したお住まいで外壁の劣化が目に見えやすいところは目地部分のコーキングで、割れや痩せを気にされている方は多いです。
そこで今回は外壁の目地補修についてお話していこうと思います。
外壁目地部分のコーキングはサイディングボードを使われているお住まいで早くに劣化が起きやすい場所です。
ゴムと同じ性質を持っているため紫外線の影響により固くなって割れたりコーキングが痩せて隙間が空いてしまったと言うような劣化が多く見られます。
新築時にはコーキングの上から塗装がされておらずむき出し状態であり、直接紫外線の影響を受けてしまうため特に新築のお住まいにおけるコーキングは劣化が起こりやすくなっています。
現場調査にお伺いした際にコーキングの劣化具合も見ていきますが、コーキングの補修方法にはコーキングの打ち替えと増し打ちの2パターンの方法があります。
打ち替えは今ある既存のコーキングをカッターを入れてコーキングをはぎ取ると、サイディングの断面にプライマーを塗布してコーキングを打ちます。
もう一つは増し打ちで、増し打ちは今あるコーキングの上から新しいコーキングを打つ方法で、打ち替えと見た目では分からない仕上がりとなります。
しかしお住まいの持ちで見ると打ち替えと増し打ちでは大きな違いが出るようになり、増し打ちは既存のコーキングの劣化に合わせて早めに劣化してしまうことがあります。
増し打ちは既存のコーキングがある分材料も少なくコストをおさえることが出来ますが、コーキングが劣化した際には打ち替えが必要となり足場や職人の人件費などがかかってしまいます。
塗装は頻繁に何度も行うことが出来ないため、一度の塗装で長く持たせることが重要となってきます。
反対にコーキングの打ち替えではカッターを入れ撤去する手間や奥までコーキングを充てんするため材料面のコストはどうしても上がります。
コストの問題は大きいですがお住まいの今後を考えた時に、多少コストや手間がかかったとしても打ち替えがおすすめだと言えます。
工事の方法を間違えずにしっかりとした補修を行い、より長くお住まいを持たせるようにしましょう。
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