4月も半ばになると現場数が増え、このまま梅雨前まで一気に現場を進めていくことになります。
問い合わせも増えてきますので打ち合わせや現調、見積り提出と多くのお客様と接する中で、みなさん様々な悩みを抱えています。
例えば家の外に塀があるお客様からは塗装をする際に余った材料で塀も一緒に塗って欲しいと相談されることがあります。
しかし塀の塗装をする場合どんな材料で塗装してもいいと言う訳ではありません。
外壁塗装で余った材料で塗装してしまうと後々剥がれてきたり膨れてしまったりなど様々な問題が発生してしまいます。
ですので今回は外壁塗装における塀の施工についてお話していこうと思います。
先程もお伝えしたように塀を余った材料で塗って欲しいと言う要望がありますが、中でも以前に外壁塗装の経験がある方から前回の業者は余った材料で塗ってくれたと言う声が多くあります。
業者によって余った材料を使うこともありますが、外壁の材料でそのまま塗装してしまうと塀に剥がれや膨れが出てくることが多いです。
と言うのも外壁に使用する塗料は防水性に優れており、表面に膜を張ることで外からの水の侵入を防ぐ性質があり、反対に内部で発生した湿気を逃がしにくくする性質を持っているとも言えます。
しかし塀に防水性に優れた材料を使用してしまうと地面から吸い上げる湿気が逃げ場を失ってしまい、湿気が出て行こうと塗装を持ち上げて膨れや剥がれなどの問題が起きてしまいます。
ですので塀に使う材料は防水性よりも透湿性に優れた湿気を逃がしやすい性質を持った材料を使用する必要があります。
仕上がりも外壁の塗装はツヤが出ることが多いですが、塀の塗装にはツヤが出ないことが多いです。
余った材料で塗装した場合でも施工後すぐはきれいな仕上がりに見えますが、間違った材料を使用していると塗装から数年後には様々な症状により見栄えが悪くなってしまいます。
塀の塗装を行いたいと言う方は別途で追加料金がかかってしまったとしても正しい材料で塗装を行うことをおすすめします。
他の業者と差別化を図るためにお客様からの要望に対しなんでもできますと応える業者は多いですが、塀の塗装の様に余った材料で塗装できますと言ってしまうとお客様の後悔や不満に繋がってしまいます。
そのためハウジングコートはお客様が後悔されないよう塗装のプロとして適切な提案をしています。
適切な施工を行おうと思うとそれなりの費用がかかるものですが質にこだわらない工事をしてしまうと数年後には後悔に繋がっているでしょう。
メンテナンスを行った後も何十年と住んでいくお住まいになるためお客様の満足できる提案や施工を続けていこうと思います。
ところで、現在は昼間の気温も上がり時期としては塗装工事に入りやすい時期となっています。
塗装工事を考えていた方も春先もしくは秋での塗装を考えられている方が多く、去年のうちに見積もりをしていたお客様から3月4月になって暖かくなったため本格的に工事を進めていきたいとのご相談があります。
しかし塗装工事を行うとなると大きなお金が動くためなかなか工事に踏み切れないと言う方が多いです。
お住まいを維持していく以上塗装工事は必要な工事になるため、いずれは行わなければいけないものとなります。
お金のことは心配だが工事をしなくてはいけないと考える方がよく利用しているのがローンです。
お住まい一軒の塗装工事はどうしても100万円以上のお金が動きます。
家を建てた際にハウスメーカーや工務店からいずれ塗装工事が必要になることを聞いていた方でも将来の塗装に向けて貯金をされている方はかなり少なく、中には塗装工事のことを一切考えず家を建ててしまい、塗装時期になって近所で塗り替えしている状況を見て塗装が必要なことに気付かされて見積もりを依頼されることも多いです。
しかし家を扱うとなるとちょっとした工事をするだけでも数万円から数十万円がかかり、お住まい全体に手を入れるとさらに大きなお金がかかるため塗装工事を遅らせる方もいらっしゃいます。
しかしお住まいはおそらく一生で一番の大きな買い物となり、数十年と住んでいくことになると思います。
そのお住まいをより長く持たせるために塗装は必要になってきますが、貯金をなるべく崩したくないと言う方がよく使われるのがローンです。
塗装工事の金額や分割の年数によって変わってきますが月々1万から2万の支払いで塗装工事を行うことが出来るため、貯金をされていなかった方や他にお金が必要な場面がある方はローンを組むことで適切なタイミングの工事が可能となります。
ローンのような分割払いを利用すると利子などが付いてくるためあまり使いたくないと言う方もいらっしゃいますが、このご時世なるべく現金を持っておきたいと言う方も多く一括で工事が行える方でもあえてローンを利用されることがあります。
塗装工事は必須の工事でありながらも金額面で前向きに検討できない場合もありますので、家庭の負担が抑えられるローンの利用はおすすめです。
依頼する業者によって提携しているローン会社が異なり手数料なども変わりますので、ご自身に合ったローンを取り扱っている業者を選んだり、銀行のローンを利用することもひとつの手となります。
塗装工事の内容は新築時や前回の塗装時に使っている材料によって変わりますが、新築で建てた以上必ずどこかのタイミングで塗装工事は必要になります。
その時になるべく家計の負担にならない様あらかじめ塗装工事が必要になることを見越して築年数などを見ながらゆっくりと考える時間を作るといいでしょう。
また、外壁塗装にかかる費用はお住まいの大きさや劣化状況、使用する材料によって変わるため一概にいくらと言うことはできませんが、ほとんどの場合で最低でも100万円以上はかかることを想定しておくと計画も立てやすくなるかも知れません。
これは全ての部位の塗装を行った場合の目安となる価格で部分的に工事を行わない部分があったり、大工工事を行った場合には価格が前後します。
ただしあくまでも目安であり、基本的には複数社から見積もりを取ることであなたのお住まいの適正価格が見えてきます。
見積もりをした結果、例えば120万円ほどになりそうだと感覚が掴めた時に100万円以下でも工事ができますと言われた場合安さに捉われてしまってはいけません。
適切に工事を行う上で120万円がかかりそうだと言う判断に対して20万円以上も安い価格はどんな費用が削られているのか簡単に想像ができます。
それは人件費や材料費であり、意図的に手抜き工事が行われてしまう可能性が極めて高くなります。
そのため安ければ安いほどいいと言うことはなく、適正価格で工事を行って初めて外壁塗装は成功するのです。
どうしてもお金の部分に目が行ってしまいますが、先ほどご紹介したようにローンを利用して工事を行うこともできます。
今は工事をするだけのお金がないと言う場合でもローンを利用すれば月々数万円の支払いで工事ができますし、手元に現金も残ります。
お住まいは完全に劣化してしまう前のメンテナンスが必要です。
先延ばしにするのではなく、お住まいにとって必要な工事を適切なタイミングで行いましょう。
太宰府市・筑紫野市・小郡市・大野城市・福岡市・糟屋郡・筑前町にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
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