同じようにお金をかけて外壁塗装をするのであれば少しでも長持ちしてほしい、長持ちさせたいと言う気持ちは誰もが持っているものでしょう。
もちろんいい材料を使えば長持ちさせることはできますが、それではお金がかかってしまいます。
あくまで皆さんが思われているのは予算内で最大限の結果を得たいと言うことですよね。
例えばA社はシリコン塗料の提案で120万円の見積もりでB社はフッ素塗料の提案で120万円の見積りだった場合、どちらの業者と契約しようと思いますか?
一般的に塗料のグレードはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機の順に高くなり、費用も高くなります。
つまり上記の質問ではよりグレードの高いフッ素塗料でありながらシリコン塗料と同じ価格で工事ができるB社と契約したいと考えたのではないでしょうか。
この質問に正しい答えはありませんが、外壁塗装は単純なものではないと言うことは前提として覚えておく必要があります。
一口にシリコン塗料と言っても多くのメーカーがシリコン塗料を開発、生産していますし、同じシリコン塗料でも価格は様々です。
フッ素塗料にも同様のことが言え、商品によってはシリコン塗料とあまり価格の変わらないものもあります。
とは言えシリコン塗料よりフッ素塗料はグレードが高いからフッ素塗料を選ぶべき、とは言えません。
そもそもグレードが同じ塗料でありながら価格に差が出るのはなぜなのでしょうか。
それは塗料の成分に秘密があります。
基本的に塗料は顔料、樹脂、添加剤で構成されており、シリコンやフッ素は樹脂に当たります。
シリコン樹脂を加えればシリコン塗料に、フッ素樹脂を加えればフッ素塗料になると言うことです。
しかし各成分には明確な比率が定められておらず、塗料のほとんどが顔料と添加剤で構成され、フッ素樹脂は数パーセントしか含まれていないものもあれば、その何倍ものシリコン樹脂が含まれたシリコン塗料も存在します。
極端な話、塗料缶に一滴でもフッ素樹脂を混ぜればフッ素塗料と呼べるのが実情です。
では最初の質問に戻ってみましょう。
120万円のシリコン塗料で提案したA社と120万円のフッ素塗料で提案したB社、どちらかと契約しようと思うでしょうか。
同じ価格ならグレードの高いフッ素塗料と安易に考えるのではなく、まずは業者に塗料について尋ねてみることが大切だと言えます。
各業者も過去にその塗料で塗装した経験があるはずですし、実績を見れば実際の性能もある程度分かるでしょう。
絶大な信用があり他の業者の言うことはいまいち信じられないと言う場合には即断即決ももちろん問題ありません。
お客様が納得して後悔のない満足のいく工事を行うこと、これが何よりも大切なことです。
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