雨樋の塗装って必要なの?

雨樋の塗装って必要なの?

雨水を排水するために屋根の周りに取り付けられている雨樋。

実際に外壁塗装の見積もりを取ってみると分かるのですが、ほとんどの場合雨樋の塗装も見積もりに含まれています。

「外壁塗装がしたいのに関係ないところまで塗装する必要はあるの?」

と、疑問を持たれる方もいるでしょう。

不必要な工事であれば省きたいですし、その分費用も抑えられるため意外にも雨樋の塗装はしませんと言われるお客様も多いのです。

では雨樋の塗装は必要ないものなのでしょうか。

雨樋の塗装は「美観の維持」と「耐久性の維持」が主な理由です。

外壁や屋根のように防水機能や断熱・遮熱などの機能を重要視することはほとんどないのですが、雨樋自体の耐久年数は20~25年で、8~10年が経過すると塗装部分の剥がれや色褪せが発生します。

外壁塗装のメンテナンスサイクルも10年前後であることを考えると、これに合わせて塗装することが望ましいのです。

雨樋の塗装を省いてしまうとメンテナンスで綺麗に仕上がった外壁や屋根に対し、色褪せてくすんだ雨樋は目立ってしまうでしょう。

もちろん美観の維持だけでなく、塗装をすることで劣化の進行を抑える役割もあるため、多くの方が外壁や屋根の塗装と合わせて雨樋の塗装も行っているのです。

ただし外壁や屋根同様破損したものに関しては塗装で解決することはできません。

症状に合わせて部分的に交換を行うか全面的に交換を行うのかの対応が取られますが、ご自身でのDIYによる塗装、交換だけは避けましょう。

雨樋は様々な素材から作られており、材質によって適したメンテナンスが異なります。

雨樋のほとんどは塩化ビニール製で、低コスト・軽量でかつデザインのバリエーションが豊富なため人気もあります。

しかし塩化ビニールは紫外線の影響を受けることで割れやすくなるため、定期的なメンテナンスが必要となります。

その他にも色褪せ・変色や変形などが見られることもあります。

他にも代表的な雨樋の素材として銅やガルバリウムも挙げられます。

銅は耐久性に優れ、経年劣化とともに銅の光沢が現れる点は魅力的ですが強い酸性雨に晒され続けると雨樋に穴が開いてしまうこともあります。

ガルバリウムは錆びにくく、一般的な塩化ビニール製と比べると耐用年数が長い点が特徴ですが、もらい錆や傷からの腐食には気を付けなければなりません。

雨樋に塗装を行う際注意すべきポイントは外壁や屋根のように雨樋には機能性はあまり求められないため、外壁や屋根で使用する塗料よりもグレードが低い塗料を勧められることがあることです。

もし外壁や屋根よりも低いグレードの塗料で塗装した場合、劣化の進行具合にずれが生じてしまうため外壁は綺麗なままでも雨樋だけが先に劣化してしまい見た目が悪くなってしまったと言う事態になりかねません。

ですので雨樋で使用する塗料は外壁や屋根と合わせたものを選びましょう。

雨樋をメンテナンスしない方法を選ぶこともできますが、塗装をしないまま放置すると雨樋は破損してしまいます。

外壁塗装を考えるのであればぜひ雨樋の塗装もしましょう。

雨樋に選ばれやすい色は黒、もしくは白で、時々こげ茶を選ばれる方もいらっしゃいます。

外壁の色によって馴染む色にもアクセントになる色にもなりますので、外壁の色と合わせて選ぶことをおすすめします。

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