アクリル塗料をおすすめされないのは何故?

アクリル塗料をおすすめされないのは何故?

現在外壁塗装で主に使用されている塗料のランクは大きく分けて「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」の4つです。

中でもアクリル塗料は非常に安価のため、予算を抑えたいという方がアクリル塗料を使用したいと考えることもあるでしょう。

しかしながら多くの業者はアクリル塗料をおすすめ、提案をしていません。

安価で工事をしたい方にとっては何故?と感じてしまう部分ですが、多くの業者がアクリル塗料をおすすめしない訳をお話しします。

アクリル塗料は外壁塗装に向いていない

かつては住宅塗装にも広く使われていたアクリル塗料ですが、現在は新築時に使われることがほとんどで塗り替えの際に用いられるケースは稀になりました。

このことからも中には「業者が儲けたいだけで高い塗料を使っているのでは?」と不信感を抱く方もいるようです。

なぜアクリル塗料がおすすめされないのか、それには「耐用年数」「トータルコスト」が関わっています。

アクリル塗料は先述した塗料のランクの中でも最も安価ではありますが、同時に耐用年数も最も短くなっています。

雨風や紫外線の影響を受けやすく、長くても7年ほどしか持たないためすぐに劣化してしまいます。

耐用年数が短いと当然塗り替えの頻度が上がってしまいます。

高耐久のフッ素塗料は短くても15年以上と耐用年数が長く、アクリル塗料の倍以上の耐用年数です。

外壁は一般的に寿命が30年とされており、その間にアクリル塗料では約5回、フッ素塗料であれば2回の塗装が必要になります。

確かにアクリル塗料を使用すれば一回当たりの塗装費用は安くなりますが、回数を重ねれば重ねるほど足場代や洗浄費などがかかるため、結果的に安くなることはありません。

長期的な目で見るとアクリル塗料は割高になってしまうために業者はアクリル塗料をおすすめしないのです。

アクリル塗料が使われるケースはある?

先ほども少し触れましたが、アクリル塗料は新築の外壁に使われるケースが多いです。

特に建売住宅はコストを抑えたいことからもほとんどの場合でアクリル塗料が使用されていると言っても過言ではありません。

住宅を購入する方にとってもまずは安く購入したいものです。

また、頻繁に塗装をして塗り替えを楽しみたい方はアクリル塗料を使用しても問題ないでしょう。

塗装が持つ保護の役割が保たれている5年以内に塗り替えをするのであればアクリル塗料でも十分です。

最後に

アクリル塗料は一見安く塗装ができて魅力的に見えますが、コストパフォーマンスを考えると外壁塗装に使用すべきでないと言えるでしょう。

どうしてもアクリル塗料でないと困る場合には業者に相談し、希望を形にできる業者を選ぶようにしましょう。

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