外壁塗装では実際に塗料を塗る外壁や屋根の面積が重要なのですが、延べ床面積とは違って事前にある程度塗装面積を知っていると言う方は少ないでしょう。
見積もりのために業者が算出してくれますし、わざわざ塗装面積を考えなくても問題ないと思いがちですが、予め塗装面積を知っておくことは決して無駄にはなりません。
正しい見積もりを判断するためにも役立ちますので、今回は面積の求め方についてもご紹介します。
塗装面積を知っておくと
塗装面積が大きくなれば塗料や人件費もその分必要になるため、外壁塗装の費用が塗装面積に合わせて上下するのは当然のことです。
例えば実際の塗装面積が150㎡であるのに対し、見積もりでは200㎡として計算されていたらどうでしょう。
悪質な業者であればお客様が塗装面積を知らないことを逆手に取って広めの塗装面積で見積もりを作成していることはよくあるのです。
また、相見積もりが主流になっている中でそれぞれの業者が異なる塗装面積だった場合にはどの見積もりが正しいのか判断することができません。
事前に塗装面積を知っておくことで悪質な業者を避けることができますし、正しい見積もりを判断することもできるようになります。
建坪と塗装面積
見積もりの中には塗装面積の数値が坪で表記されているものがあります。
馴染みのある数字ですし、お客様からすれば一見正しい見積もりに見えてしまいます。
しかし建坪では塗装面積を正確に算出することはできず、大きな罠となっています。
建坪は1階の床面積を示した数値であり、外壁とは全く関係がないのです。
例えば上から見てL字型の建物と正方形の建物の場合、建坪が異なっていても外周の長さが同じであれば実際の塗装面積はほとんど変わりません。
このことから分かるように、建坪と塗装面積は切り離して考える必要があります。
塗装面積を算出するには?
誰でも簡単に大まかな塗装面積を算出する計算式があります。
それが「延べ床面積×1.1~1.4」です。
あくまでも目安の面積にしかなりませんが、塗装面積を必要以上に大きく設定している悪質な業者を見抜くことはできるようになります。
ここで1.1~1.4と幅があることにお気付きかと思いますが、この数字は延べ床面積が大きいほど小さい数字で計算すると実測値に近い結果になります。
さらに正確に面積を求める場合にはお住いの図面の立面図から計算していきます。
四面の面積から窓や玄関などの塗装範囲外の面積を引いた数字が正確な塗装面積になります。
屋根の面積も概算で求めることができ、勾配が緩い場合には「床面積×1.1」勾配が急な場合には「床面積×1.2」で算出できます。
図面から求める場合には「図面上の屋根面積×勾配伸び率」で求められます。
勾配伸び率はインターネットで検索すればすぐに出てきます。
最後に
事前に塗装面積を知っておくことで正しい見積もりを判断することができるようになります。
塗装工事を成功させたいと感じている方はぜひ一度お住いの塗装面積を調べてみてください。
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