塗り替えリフォームで最も大切なのは、「業者選び」といっても過言ではありません。ここでは、良い業者・悪い業者を見分けるためのポイントの一つである「見積書」の見方について説明いたします。
point1 正確な面積と仕様を明記しているか。
まっとうな塗装業者の場合、まず建物の状態をじっくり時間をかけて観察します。そして、細かいところまで計測します。理由は、そうしないと塗装する面積が算出できないからです。見積書で、一つひとつの工事に関して塗装面積が明記されているかを確認してください。
ではなぜ、見積もりには正確な塗装面積が必要なのでしょうか?
それは、正確な面積が分からないと正確な塗料の使用量が分からないからです。正確な塗料の使用量が分からないと、塗料の代金が「いくらかかるか」も計算できません。塗装には「基準塗布量」という、使用量の規定があります。
基本塗布量の出し方
たとえば、ある塗料の1㎡当たりの基準塗布量を1㎏とします。そうすると100㎡を塗るためには100㎏の塗料が必要です。この塗料が1缶に15㎏入っているとすると、6.6缶つまり7缶が必要になります。基準塗布量は塗料の効果と耐久性を発揮させるための厳守すべき重要な基準です。ですから、たとえどんな高品質の塗料でも、正しい塗布量を守らなければ絶対に長持ちすることはありません。
こんな業者には注意!!!
「営業マンが来て、外観をざっと見て、10分くらいで帰った」。そのような業者さんの見積書には、たぶん正確な面積が記載されていることはないでしょう。特に数量のところが「一式」となっているような場合には「怪しいのでは…」と警戒すべきです。
point2 複数のプランを提出したか。
ハウジングコートでは、お客様のご要望をしっかりヒアリングしたうえで、少なくとも2パターン以上のプランをご提案しています。 なぜ複数のプランを提案できるかというと、それはハウジングコートが「塗料メーカー認定施工店」だからです。他ではなかなか取り扱うことのできない高性能の塗料も取り寄せることができるため、多彩なプランを組むことが可能。ハウジングコートでは、多くの種類の塗料をお客様のニーズに合わせて組み合わせることでいくつかの見積もりプランを作成し、それぞれの塗料の特徴を詳しく説明しながら、最適なプランを選んでいただけるようにしています。
複数のプランを提案できる=取り扱える塗料が多い、優良な業者である可能性が高い。
これがすべてではありませんが、塗装業者を選ぶ一つの基準になると思います。