コーキングの二面接着と三面接着って何?【太宰府市の外壁塗装屋が解説!】

コーキングの二面接着と三面接着って何?【太宰府市の外壁塗装屋が解説!】

一般的に外壁塗装を行う際には同時に雨樋や軒天など、外回りに関する部位の工事も行われることが多いです。

コーキング工事もその一つであり、見積もりを取ってみるとコーキングの工事が入っていることが分るでしょう。

しかし見積もりを説明してもらう際に「うちでは二面接着を行いますよ。」と言われ「二面接着ってなんだろう。」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

コーキングの打ち替えには「二面接着」と「三面接着」の施工法があるのですが、どのような施工内容なのかをご紹介いたします。

二面接着と三面接着

二面接着と三面接着の違いは文字通りコーキングが外壁と二面接しているか三面接しているかの違いになります。

詳しく説明すると、三面接着での工事は目地にそのままコーキングが充填されますが、二面接着の場合はボンドブレーカーもしくはバックアップ材を入れた後にコーキングが充填されます。

三面接着ではサイディングと外壁下地がコーキングによって固定され、二面接着ではバックアップ材を入れることでサイディングと外壁下地に余裕が生まれます。

一見三面接着でしっかり固定した方がいいのでは?と思ってしまいそうですが、三面接着によりサイディングと外壁下地が固定されてしまうと地震などで外壁に力が加わった時にひび割れが発生しやすくなってしまいます。

一方二面接着ではバックアップ材によりサイディングと外壁下地が固定されていないため、地震などにより外壁に力が加わっても動きに順応してひび割れが発生するリスクを抑えられるのです。

戸建て住宅の多くは木造住宅であり、構造上動きやすくなっているためコーキング工事を行う際には二面接着での工事が必要となります。

三面接着は絶対NGなの?三面接着で施工されていた時はどうする?

三面接着は建物の動きによりひび割れが発生しやすく、通常戸建て住宅の目地には取られることのない工法ですが三面接着は絶対行ってはならない訳ではありません。

例えば住宅であっても窓回りなどの比較的動きが少ない場所であれば三面接着でも問題ないケースがありますし、ビルやマンションなども構造上動きが少ないため三面接着であっても問題ない場合やむしろ三面接着でないと雨漏りしてしまうケースもあります。

また、中には木造住宅で三面接着がされている場合がありますが、コーキングの打ち替えで二面接着に施工し直してもらうことができます。

古いコーキングを撤去し、新しくコーキングを充填する前にバックアップ材を入れることで問題なく施工が行えます。

最後に

外壁の目地に関する建築用語「二面接着」と「三面接着」をご紹介しました。

三面接着になっているからと今すぐに慌てて工事を行う必要はないため、どの業者に工事をしてもらうかまでしっかりと考えた上で依頼するようにしましょう。

福岡市東区・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事リフォームをご検討の方は信頼と実績のある塗装屋、ハウジングコートに一度ご相談下さい。

お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)

ページ上部へ