外壁にコケが発生しているのは分かっていても、ついそのままにしてしまっている方はいませんか?
汚れが気になりながらも、「見た目が少し悪いだけなら…」と放置してしまうケースは意外と多いものです。
しかし、外壁に発生したコケは見た目だけの問題ではありません。放置しておくと私たちの健康や建物そのものに大きな悪影響を及ぼす可能性があります。
今回は、外壁にコケを放置するリスクとその対処法について解説します。
なぜコケが危険なのか?
外壁に付着したコケは、単なる見た目の問題にとどまりません。以下のようなリスクがあるため、放置してはいけません。
1. 健康被害を引き起こす可能性
コケが繁殖すると胞子が発生し、それが室内に侵入することがあります。この胞子を吸い込むことで、アレルギー性皮膚炎や呼吸器系のトラブルを引き起こすリスクがあります。
特に小さなお子様や高齢者がいる家庭では、健康への影響を避けるためにも早めの対処が必要です。
2. 外壁の劣化を加速させる
コケは外壁表面に根を張り、時間が経つごとに外壁を劣化させます。根が深く浸透すると塗膜が剥がれやすくなり、素地が露出してしまうこともあります。
素地がむき出しになると、雨水が染み込みやすくなり、建物の内部構造にまで悪影響を及ぼします。
3. コケの繁殖による深刻なダメージ
コケは水分を保持しているため、繁殖が進むと外壁が常に湿気を含んだ状態になります。この状態が続くと、外壁が腐食して脆くなり、最終的には指で触れるだけで崩れるほどになることも。
こうなると、洗浄や補修では対応できず、外壁の張り替えといった大規模な工事が必要になり、多額の費用がかかります。
コケを放置せず早めの対処を!
「まだ大丈夫」と思いがちですが、コケの繁殖は予想以上に進行が早い場合があります。以下のポイントを押さえて適切に対処しましょう。
1. 初期段階での自己対処
コケが広範囲でなく、手の届く場所にある場合は、自分で除去することも可能です。
- ブラシやスポンジでの手洗い:コケ専用の洗浄剤を使用すると効果的です。
- 水を使った除去:ホースや高圧洗浄機を使う際は、外壁を傷めないように注意しましょう。
2. 業者に相談するタイミング
- コケが広範囲に広がっている場合
- 2階部分や屋根など高所で手が届かない場合
- 素人では判断が難しい外壁の劣化が見られる場合
これらに該当する場合は、プロの業者に相談することをおすすめします。
最後に
外壁のコケは、見た目の問題だけでは済まされないリスクを持っています。早めに対処することで、健康被害や建物の劣化を防ぎ、大切な住まいを長持ちさせることができます。
もしコケが広範囲に広がっていたり、高所に繁殖していたりする場合は、無理をせず専門業者に相談してください。早めの対応で、安心して住める環境を守りましょう!
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