外壁や屋根のメンテナンス方法として塗装だけではなく張り替えや葺き替えがあるのはご存知でしょうか。
現在の外壁や屋根に塗料を塗る塗装に対し、張り替えや葺き替えは既存の外壁や屋根を一度撤去して新たに建材を取り付ける工事が行われます。
張り替えや葺き替えは大工工事が必要となり塗装工事に比べると費用は高くなってしまいますが、どのような場合に張り替えや葺き替えが必要になるのでしょうか。
今現在お悩みの方は是非最後まで目を通していただければと思います。
塗装or張り替え・葺き替え
一般的にやり替えが行われるのは屋根の方で、紫外線の影響を特に受けやすいことから新築から10年前後で場合によっては割れや瓦の欠けを起こすことがあります。
簡単な補修で済むものであれば塗装以上の工事は必要ありませんが、雨漏りを引き起こす可能性のある劣化状態であれば一般的には張り替えや葺き替えが推奨されます。
また、張り替えや葺き替えが既存の建材を撤去するのに対し、既存の建材をそのままに新たな建材を取り付けるカバー工法もあり、予算の面を見るとカバー工法は費用を抑えられるためこちらを選ばれる方もいます。
なお、張り替えや葺き替えを行うと劣化状態がリセットされるため寿命を考慮すれば決してトータルコストが非常に高くなると言ったことはありません。
もし屋根の葺き替えを検討しているのであれば陶器瓦はおすすめで、スレートに比べると予算は大きくかかってしまいますが何より一生ものであり断熱性があると言う点がメリットとして挙げられます。
余談ですが陶器瓦は一見雨が瓦の中に侵入してしまいそうな見た目をしていますが、本来雨漏りは瓦ではなく下地のルーフィングが停める役割を担っています。
瓦自体も水は通りにくい作りになっているため、陶器瓦で気を付けたいのは台風時に瓦が飛ばされることによる被害の方でしょう。
*どちらの施工を行うべき?
塗装工事では既に劣化してしまっている状態を完全に回復することはできませんし、破損や腐食を直すこともできません。
あまりにも劣化が進んでおりあちこちで雨漏りが発生しているような場合には張り替えや葺き替えを検討しても良いでしょう。
ただしどちらの施工を行うかに関してはお客様の今後の計画による面もあります。
今回は塗装で葺き替えは次回と言う方や数年以内に取り壊す予定があるからとりあえず塗装だけと言う方もいるでしょう。
張り替えや葺き替えの意志が特にない場合に無理矢理工事を行う必要はありません。
しかしながら劣化が進むにつれ塗装では対応ができなくなることも多くなりますので、できる限り定期的な塗装を行って深刻な症状を起こさないことも大切です。
最後に
塗装を行うか張り替えもしくは葺き替えを行うかの一番のポイントはお客様の計画です。
なかなか今後の計画を考えることは難しいですが、お住まいは長い時間を共にする存在ですのでできるだけ先のことまで考えてあげられるといいですね。
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)