外壁・屋根のメンテナンスは塗装だけじゃない!張り替え・葺き替えの必要性と選び方を徹底解説

我が家の外壁屋根は塗装がいい?それとも張り替え?【太宰府市・筑紫野市にお住まいの方へ】

一戸建てにお住まいの方なら、いずれ外壁や屋根のメンテナンスを行う必要があることをご存じでしょう。メンテナンス方法として一般的なのは「塗装」ですが、実は「張り替え」や「葺き替え」という選択肢もあります。

塗装は外壁や屋根に塗料を塗る作業ですが、張り替え・葺き替えでは既存の建材を撤去して新しいものを取り付ける工事を行います。これらは大工工事が必要で費用が高くなる一方、劣化状態をリセットすることが可能です。では、どのような場合に塗装ではなく張り替えや葺き替えを選ぶべきなのでしょうか?今回はその判断基準を詳しく解説します。

塗装 or 張り替え・葺き替え:どちらを選ぶべき?

1. 屋根のメンテナンスがポイント
屋根は紫外線や雨風の影響を特に受けやすく、新築から10年前後で割れや瓦の欠けなどが発生する場合があります。軽度の劣化であれば塗装や簡単な補修で対応できますが、雨漏りのリスクがある状態まで進行している場合は、張り替えや葺き替えを検討すべきです。

2. 張り替え・葺き替え vs. カバー工法
張り替えや葺き替えは既存の建材を撤去して新しいものを取り付ける工事ですが、カバー工法は既存の建材をそのまま残し、その上に新しい建材を取り付けます。

  • 張り替え・葺き替え: 劣化状態を完全にリセットできるため、長期的な寿命を確保できます。
  • カバー工法: 費用を抑えられる点がメリットですが、既存の劣化が進行している場合には向きません。

3. 陶器瓦の選択肢
屋根材としての選択肢には「陶器瓦」があり、スレートに比べて初期費用は高いものの、耐久性が非常に高く、断熱性にも優れています。一生ものの屋根材として、長期的なコストパフォーマンスを考えるなら、陶器瓦はおすすめです。

瓦の雨漏りについて心配する方もいますが、瓦自体が水を通しにくく、雨漏りを防ぐ役割は主に下地のルーフィングが担っています。注意すべきは、台風時などに瓦が飛ばされるリスクです。

塗装か張り替え・葺き替えかの判断基準

塗装では劣化を完全に回復することはできません。破損や腐食が進行している場合、塗装では対応しきれないケースもあります。

  • 塗装を選ぶ場合: 軽度の劣化が見られる段階であれば、塗装で問題を解決できます。塗装は費用対効果が高く、外観の美観維持や防水性の向上に適しています。
  • 張り替え・葺き替えを選ぶ場合: 雨漏りや大規模な劣化が進行している場合、張り替えや葺き替えを検討すべきです。特に建材が寿命を迎えている場合は、塗装だけでは効果が不十分です。

お客様の今後の計画も重要

どの施工方法を選ぶかは、今後の生活設計にも左右されます。

  • 「今回は塗装だけにして、次回張り替えを検討したい」
  • 「数年後に建て替え予定だから、とりあえず塗装を行いたい」

このような状況であれば、無理に張り替えや葺き替えを選ぶ必要はありません。ただし、劣化を放置すれば、塗装で対応できる範囲を超えてしまうリスクが高まります。定期的な塗装を行い、劣化の進行を抑えることが大切です。

最後に

塗装と張り替え・葺き替えのどちらを選ぶべきかを決める際には、お住まいの状態とお客様の将来的な計画が大きなポイントとなります。

お住まいは長く共にする大切な存在です。できるだけ先を見据えた選択を心がけて、大切な家を守りましょう。

外壁や屋根のメンテナンスについて迷ったら、専門家に相談することをおすすめします。私たちはお客様の状況やご要望に応じた最適なプランをご提案します。

福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。

お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)

ページ上部へ