先日は屋根の割れが気になっているため屋根の塗り替えと同時に外壁の塗装も行っておきたいとご相談されていたお客様のもとへご契約にお伺いしました。
こちらのお客様は屋根にスレート瓦を使用しており、先日の台風でスレート瓦の破片が落ちていたことと、屋根は二階部分で見えないこともあり不安に思われて住宅メーカーに問い合わせたところ、メーカーは塗装ではなくカバー工法を勧めたそうですが金額が合わないこともあり塗装を考えていた方でした。
スレート瓦の補修方法に関してはひび割れなどの軽微な破損で張れば洗浄後コーキングを充填してファイバーテープで補強していきます。
ファイバーテープで補強した上からさらにコーキングを打つことで現状起きている割れの被害が大きくなることや再発を防ぐことができます。
コーキングのみの対応で塗装をしてしまうと年数が経つにつれ同じところからコーキングが割れを起こしてしまうため、ハウジングコートでは先ほどご説明した施工法で補修した後に塗装作業へと進んでいきます。
また、スレート瓦は多少のヒビであればひび割れの箇所から雨漏りをしてしまう恐れはほとんどありません。
と言うのも、表面に見えている瓦はスレート一枚の大きさのうち三分の一程度であるため、表面のスレートが割れていても重なり合っている三分の二の部分により水が入り込んでしまうことはまずありません。
ひび割れではなく飛来物などにより屋根が大きく破損してしまっている場合にはスレート瓦を部分的に差し替えることができないため、瓦の葺き替えもしくはカバー工法が必要となります。
ただし瓦全体の葺き替えを行うとそれなりの費用がかかってしまうため、瓦全体の補修を行うのであればカバー工法による施工が多くなっています。
スレートの塗装や補修の流れはこの通りになりますが、先日対応したお客様の現場は角が少々欠けている程度でしたので、カバー工法や葺き替えはまだ必要ないと判断して塗装でのご提案を進めていきました。
一番に屋根が気になっている方でしたが外壁も数年のうちにと考えられており、お客様からの質問としてまだ外壁はしなくても大丈夫ですかと聞かれることは多いです。
しかし外壁と屋根を分けて塗装することはあまりおすすめしません。
今回屋根に手を入れて最低でも十年持たせるのであれば、次回の屋根塗装のタイミングを待っている間に外壁の塗装時期がやってきてしまいます。
その時には外壁の塗装が必要ない状態であっても外壁が塗装時期を迎えてしまうと屋根と外壁で二回に分けた工事になってしまうため足場代や作業が効率よく進まなくなる場合もあり人件費がかかってしまうことになりますので、一度に屋根と外壁を施工してしまうことがトータルで見た時の費用が安くなります。
それぞれご家庭の事情やタイミングがあると思いますが、お客様に合わせた最適なプランや施工内容を考え、お住まいにとってベストなご提案をしていきます。
福岡市・大野城市・太宰府市・・小郡市糟屋郡・筑紫野市・筑前町にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)
