皆さんは新築を建てる年齢として何歳くらいが適切だと思われますか?
日本では多くの方が30代から40代の間に新築を建てられることが一般的です。立地条件や内装デザイン、外壁材など、家を建てる際にはさまざまなポイントにこだわることでしょう。しかし、新築を建てたら終わりではなく、その後も家を守り快適な生活を続けるためには「メンテナンス」が非常に重要です。
新築後に必要なメンテナンスとは?
一見すると家は建てた当時の状態を長期間保てるように思えますが、実際には建てた瞬間から劣化が少しずつ進行していきます。
最初に不具合が出やすいのが水回り(キッチン・お風呂・洗面台・トイレ)ですが、次に気になり始めるのが「屋根」と「外壁」です。これらの劣化を放置すると、雨漏りや湿気の侵入により内部が急速に傷んでしまいます。その結果、大掛かりな補修工事が必要になることも。
最も注意が必要な箇所は「屋根」と「外壁」
雨漏りや湿気の侵入が進むと家全体の劣化速度が加速します。目に見える症状が出る前に、年に一度は屋根や外壁の状態を点検することをおすすめします。必要に応じて、屋根や外壁の塗装工事を検討するのが家を守る第一歩です。
屋根と外壁の塗装タイミング
新築時の外壁材や屋根材には高耐久なものが使われていますが、6~7年ほど経過すると撥水効果が薄れてくるサインが現れることがあります。そのため、初めての塗り替えは10年から15年の間に行うのが理想的です。
特にお気に入りの外壁材を使っている場合は、色あせやコケが定着する前に「クリアー塗装」で延命する方法がおすすめです。築7年から12年の間にクリアー塗装を検討すると良いでしょう。
クリアー塗装のポイント
クリアー塗装にはさまざまなグレードの材料があります。高耐久なものほど長期間効果を発揮しますので、ご予算やご計画に合わせて選ぶのがポイントです。ただし、クリアー塗装が適用できるのは外壁の状態が比較的良好な場合に限られるため、早めの検討が必要です。
屋根と外壁塗装を同時に行うメリット
屋根と外壁の塗装は同時に行うことが推奨されています。別々に工事をすると足場代が二重にかかるなど、トータルの費用が割高になることがあるためです。特に、屋根と外壁の塗料は同じグレードで揃えると、バランスの取れた仕上がりとなり耐久性も向上します。
塗装工事の計画と注意点
- 30代で家を建てた方は、初回の塗装工事が必要なタイミングにお子様の成長や学費などで出費が増える時期が重なることが多いです。そのため、計画的に塗装工事の資金を準備しておくと安心です。
- 40代で家を建てた方も同様に、塗装工事のタイミングを見据えた資金計画が重要です。
長く快適に住み続けるために
長年塗装工事をしていると、3回目の塗装工事を行うお客様もいらっしゃいます。定期的な塗装メンテナンスを行っているお家は、室内の不具合も少なく、外壁や屋根も美しい状態が保たれています。その結果、建物自体の寿命が延び、快適な生活を続けることができます。
費用のかかる工事ではありますが、きちんと計画を練って信頼できる業者に依頼することで後悔のない工事が実現します。
まとめ
新築を建てた後も長く快適に暮らすためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に屋根と外壁は、家全体の寿命に大きく関わる重要な部分です。10年に一度を目安に塗装工事を検討し、適切な時期にしっかりと手を入れることで、大切なお住まいを守り続けましょう。
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