外壁塗装の費用と品質|失敗しないために知っておきたいポイント

気になる外壁塗装の価格について【ハウジングコート太宰府店】

先日は築40年を超えるお住まいのお客様から、外壁塗装と屋根塗装の見積もり依頼をいただき、現場調査に伺いました。前回の塗装は20年以上前で、外壁のチョーキング現象が目立ってきたこともあり、そろそろ塗り替えが必要だと感じてのご相談でした。

しっかりとヒアリングを進めたところ、「塗装をどれくらいの年数持たせたいか」という問いに対して具体的な計画はないものの、数パターンの見積もりを希望されていました。その中で「20年前と今では費用がどれくらい違うのか?」というご質問もいただきました。

今回は外壁塗装の費用に関する基本的なポイントを解説しながら、失敗しないための注意点についてお伝えします。

1. 塗装工事の費用を左右する要素

外壁塗装の費用には、いくつかの重要な要素が影響します:

  • 使用する塗料の種類とグレード
     耐用年数が長い塗料ほど価格が高くなります。たとえば、10年程度の耐用年数の塗料と20年以上持つ高耐久塗料では、価格に大きな差が出ます。

  • 施工の品質と塗装回数
     塗装工事では基本的に「下塗り・中塗り・上塗り」の三回塗りが推奨されていますが、低価格を売りにしている業者の中には回数を減らしてしまう場合があります。

  • 付帯部分の仕上がり
     樋や雨戸などの付帯部分にも適切な塗料を使用し、丁寧に塗装を行うことが重要です。これを怠ると外壁よりも先に劣化が進むケースがあります。

2. 安価な塗装工事に潜むリスク

たまに「〇〇万円で塗装工事一式できた」という話を耳にしますが、実際にお住まいを確認すると以下のような問題が発見されることがあります:

  • 下塗りが透けている箇所がある
  • 付帯部分が適切な塗料で塗られていない
  • 耐用年数が短い塗料が使用されている

このような場合、見た目はきれいに仕上がっていても、塗膜の耐久性が低いため、劣化が早く進行してしまいます。

さらに、外壁塗装の失敗に気付かないまま過ごしている方も少なくありません。当時、適切な費用を支払い、正しい施工をしていれば、塗り替え時期がさらに先であった可能性もあります。

3. 長持ちする外壁塗装のポイント

現在の塗料や施工技術の進化により、外壁塗装の耐用年数は従来の10年を超えるものが増えています。

  • 優れた材料を使用する
     高耐久の塗料を使えば、15年~20年持たせることも可能です。

  • 適切な下地処理を行う
     ひび割れやチョーキングなどの劣化箇所をしっかり補修した上で塗装を行うことで、仕上がりと耐久性が向上します。

  • 信頼できる業者を選ぶ
     価格だけで業者を選ぶと、施工品質にばらつきが出やすくなります。実績やお客様の声を確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。

4. 正しい情報で業者を見極める

最終的な判断をするのはお客様ご自身です。しかし、外壁塗装の正しい知識を持ち、適切な業者を選ぶことで、大切なお住まいの寿命を大幅に延ばすことができます。

特に、費用だけでなく「どのような塗料が使われるのか」「工事の手順はどうなっているのか」を詳しく確認し、疑問点はすべて解消してから工事を依頼するようにしましょう。

まとめ

外壁塗装はお住まいの美観を保つだけでなく、劣化を防ぎ長持ちさせるために必要なメンテナンスです。費用を抑えたい気持ちは理解できますが、適切な対価を支払うことで、家全体の寿命を大幅に延ばすことができます。

ハウジングコートでは、お客様のご予算やご希望に合わせた最適なプランをご提案しています。外壁塗装について疑問や不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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