塗装工事を行っている間はこれまで通りに生活を送ることができず、不便に感じる面も多々あることでしょう。
何よりお住まいを囲む様に組まれている足場は分かりやすく違和感や不便さを覚えるポイントです。
些細なことではありますが塗装工事中には様々な場面で小さなストレスを抱えてしまうこともあるため、塗装工事中に起こる変化と対策などをいくつかご紹介しますので是非参考にされてください。
まず始めにご存じの方も多いかと思いますが、塗装工事中は基本的に外に洗濯物を干すことができなくなります。
高圧洗浄による汚水や塗料の飛散は細心の注意を払っていても避けることが難しく、周辺を汚してしまう可能性が高いです。
そのため洗濯物を外に干してしまうと汚れてしまう恐れがありますし、衣類に付着した塗料は落とすことができませんので工事中は室内干し、もしくは近所のコインランドリーを利用してして対応しましょう。
それから塗装に使う塗料は化学物質の臭いが強く、人によっては気分を悪くしてしまう可能性があります。
近年では臭いを抑えた塗料もありますし、水性の塗料にすることである程度臭いを抑えることはできますが、敏感な方であればそれでも耐えられないことが考えられます。
塗料は乾燥してしまえばほとんど臭いが消えるため、日中は外出するなど塗料を使う日の過ごし方を変えてみると改善されることもあるでしょう。
次に戸締りは徹底することを心掛けてください。
理由は主に二つあり、一つ目は高圧洗浄時の水漏れを防ぐためです。
屋根から外壁、玄関周りや駐車場までお住まいの隅々を大量の水を使って洗浄するため、万が一窓を開けっ放しにしてしまうと家の中が水浸しになってしまいます。
高圧洗浄を行う日は事前にお伝えしますので作業中は必ず全ての窓を閉めるようにしましょう。
二つ目の理由は防犯のためです。
外壁塗装が始まると足場が組まれますが、お住まいをきれいに囲ってしまうため足場の中の様子は見えづらくなります。
職人が作業している日は多少安心ですが、作業が休みの日や夜間は人の目が行き届きづらくなり、不審な人物が侵入していても気が付けません。
さらに足場を登れば普段侵入経路になることのない二階へも容易には入れてしまうため危険性が高まります。
足場が組まれている間の戸締りは徹底して、さらに防犯対策を講じておくと安心です。
この他にも気になる点があればいつでも職人や担当者にお尋ねください。
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