「外壁塗装をできるだけ安く済ませたい」と考える方もいれば、「多少お金がかかってもいい工事をしたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。理想は「安くて良い工事をしたい」ですが、外壁塗装において価格以上の仕上がりを求めるのは非常に難しいのが現実です。
今回は外壁塗装で失敗しないために注意しておきたいポイントをお伝えします。塗装のタイミングや計画の立て方によっては、工事が割高になったり、予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。特にプロが推奨しない工事方法について、しっかりと理解しておきましょう。
屋根と外壁を別々に塗装するリスク
「今回は外壁だけ」「次回は屋根だけ」と分けて塗装を行うケースがありますが、これにはいくつかのデメリットがあります。
1. 工事の回数が増える
屋根と外壁を別々に塗装すると、工事の打ち合わせや見積もり、施工がその都度必要になります。これにより手間が増えるだけでなく、結果的に塗装周期がズレてしまい、次回以降の計画が立てづらくなります。
2. 足場代が二重にかかる
外壁と屋根の塗装には足場の設置が必要です。一度の工事で済ませれば足場代も一回分で済みますが、別々に行うことで足場代が二重に発生してしまいます。足場代は数十万円単位でかかるため、コスト面で大きな負担となります。
屋根と外壁の塗料グレードを変える際の注意点
屋根と外壁で塗料のグレードを変える場合は慎重に選びましょう。特に屋根のグレードを外壁よりも低くすることは避けるべきです。
なぜ屋根のグレードを上げるべきなのか?
屋根は外壁よりも太陽光や雨風にさらされる時間が長く、劣化が進みやすい部位です。屋根のグレードを落としてしまうと、外壁がまだ耐久性を保っている間に屋根の塗膜が劣化し、再度塗装が必要になる可能性があります。これでは外壁と屋根の塗装周期がズレてしまい、再び無駄な工事費用が発生することになります。
付帯部の塗装を軽視しない
外壁や屋根の塗装を行う際、付帯部(雨樋、破風板、シャッターボックスなど)の塗装を後回しにしたり、安価な塗料で済ませたいという方もいらっしゃいます。しかし、これにも注意が必要です。
付帯部の劣化が目立つ理由
外壁や屋根が美しく塗り替えられると、それまで気にならなかった付帯部の劣化が目立つようになります。付帯部の汚れや色褪せが新しく塗装された部分と合わず、美観を損ねてしまうことがあります。
後から付帯部を塗装すると?
付帯部の塗装には再び足場を組む必要がある場合が多く、結果的に余計な費用が発生してしまいます。一度の工事で付帯部まで含めて全体を塗装する方が、コストパフォーマンスに優れています。
まとめ:一度の工事で家全体を統一するメリット
外壁塗装は一度の工事で屋根や付帯部も含めて統一して行うことで、次のようなメリットがあります:
- コスト削減:足場代や工事の手間が一度で済むため、総費用が抑えられる。
- メンテナンスの効率化:塗装周期が揃うため、次回以降のメンテナンス計画が立てやすい。
- 美観の向上:全体的に統一感のある仕上がりになる。
一度の出費は大きくなりますが、長い目で見れば効率的でトータルコストを抑えることができます。
お客様の計画に合った提案を
外壁塗装は決して安い工事ではありません。しかし、適切な計画を立てることで将来的なコストを抑え、住まいをより快適で長持ちさせることができます。ご不明点や不安があれば、ぜひ担当者に相談してみてください。私たちはお客様の計画に寄り添った最適な提案を心がけています。
太宰府市・福岡市・筑紫野市・大野城市・小郡市・糟屋郡・筑前町にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)