外壁塗装で失敗しないために|耐用年数と施工方法を徹底解説

外壁塗装の耐用年数について考えましょう【ハウジングコート太宰府店】

土曜日は外壁塗装の現場調査にお伺いしました。現場調査ではまずヒアリングを行い、お客様の希望や計画を詳細に伺います。この中でも特に重要なのが「次回の塗り替えを何年後に設定するか」という塗り替え計画です。

たとえば、次回の塗り替えを10年後に考えるのか、それとも15年から20年と長く持たせたいのかによって、使用する塗料や施工方法が大きく変わります。一部のお客様からは、「シリコン塗料で見積もりをしてほしい」「フッ素塗料で見積もりをしてほしい」という具体的な要望を受けることもあります。

しかし、塗料の種類だけで耐用年数を一概に判断することはできません。たとえば、フッ素塗料の中でも耐用年数の長いものと短いものがあり、シリコン塗料も同様です。そのため、「シリコンだから○年持つ」といった単純な計算は難しいのです。

塗膜の厚みと通気性の関係

塗料の耐久性についてよくある誤解のひとつが、「塗膜が厚ければ厚いほど丈夫になる」という考え方です。塗装工事では通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが一般的で、この厚みであれば通気性が確保されています。

しかし、4回塗りや5回塗りと塗膜を厚くしすぎると通気性が悪くなり、かえって建物にダメージを与える可能性があります。適切な厚みで仕上げることが、建物の寿命を延ばすために重要です。

インターネット情報の注意点

現代ではインターネットで塗料の情報を簡単に調べられるようになりました。しかし、記載されている内容がそのまま実際の工事結果に反映されるとは限りません。

たとえば、塗料メーカーが提示している耐用年数が必ずしもその通りになるわけではありません。各メーカーは自社の塗料を良く見せるために性能を高めた記載をしている場合があり、実際の仕上がりや効果は施工方法や環境条件に大きく左右されます。

耐用年数の長い塗料のメリット

建物の経年劣化を考えると、耐用年数の長い塗料を選ぶことで外壁の劣化を遅らせることができます。一度の工事費用は高くなる傾向にありますが、安価な塗料で何度も塗装するよりも、トータルコストを抑えることが可能です。

特に以下のようなお客様には、耐用年数の長い塗料をおすすめします:

  • 今回の塗り替えを最後にしたい方
  • 外壁についてあまり頻繁に考えたくない方
  • 将来的に子供の教育費や住宅ローンなどで出費が増える予定がある方

正しい塗装のためのポイント

本当に良い塗装を実現するためには、以下のポイントを押さえておきましょう:

  1. 材料ではなく計画で判断する
    「シリコン」や「フッ素」といった材料の名前だけにとらわれず、「何年後まで塗り替えをしないか」という計画を担当者に伝えましょう。計画に合わせた最適な塗料を選んでもらえます。

  2. 施工方法を確認する
    同じ塗料を使用しても、施工方法や技術によって耐用年数が変わります。施工業者にどのような手順で工事を行うのか、具体的な流れを確認しておくことが大切です。

まとめ:計画的な塗装で住まいの寿命を延ばそう

外壁塗装は決して安い工事ではありませんが、計画的に行うことで住まいの寿命を延ばし、将来的なコストを抑えることができます。材料や価格だけでなく、今後の暮らしやライフプランに合わせた塗装計画を立てることが成功へのカギです。

信頼できる業者に相談し、最適なプランを提案してもらいましょう。プロの知識と技術で、大切なお住まいをしっかりと守っていきましょう。

福岡市・筑紫野市・太宰府市・大野城市・小郡市・筑前町・糟屋郡にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。

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