外壁塗装工事が完了した際、お客様には施工後の仕上がりを確認していただく機会があります。しかし、足場が組まれた状態や養生シートに覆われた状況では影になり見えにくい部分もあるため、足場解体後に初めて不具合に気付くケースも少なくありません。この記事では、塗装工事後の仕上がりチェックポイントと、気になる点が見つかった際の適切な対応方法について詳しく解説します。
足場解体後の確認ポイント
塗装工事中は足場に囲まれ、お住まい全体が養生シートに覆われているため、光の反射具合や塗装のムラが確認しづらくなります。足場の解体後は次のポイントを確認しましょう。
1. 光の反射による見え方の違い
- 現象:光の角度によって塗りムラがあるように見えることがあります。
- 原因:表面の反射光による錯覚で、天候や時間帯によって発生することが多いです。
- 対応策:ムラの見え方が常に気になる場合は、施工業者に相談し、問題がないか確認してもらいましょう。
塗装後に見つかりやすい不具合
塗装工事後、特に次のような不具合が見つかるケースがあります。
1. 塗り残し
- 発生例:見えにくい場所(倉庫の裏側や物置の裏側など)に塗り残しがある場合。
- 対応策:塗り残しは施工業者のミスとされるため、すぐに業者に連絡し、適切な対応を依頼しましょう。
2. 色ムラや剥がれ
- 発生例:時間が経つと塗装の色ムラや剥がれが見えてくる場合があります。
- 対応策:保証期間内であれば、保証内容を確認して業者に修理を依頼できます。
3. 触れられなかった場所
- 発生例:動かせない物置の裏側や、手の届かない高所が塗装されていないケース。
- 対応策:工事前に業者に「塗装できない範囲」について確認しておくと安心です。
保証内容とアフターケアの重要性
塗装工事の完了後、保証内容に応じて必要な修理が受けられます。保証期間と対応範囲を確認し、気になる点があればすぐに対応してもらいましょう。
保証内容で確認すべきポイント
- 適用対象:施工不良や業者の明らかなミス。
- 適用外となる例:
- 自然災害による被害(台風・地震など)
- 第三者による損傷(隣家からの飛来物など)
気になる点が見つかった場合の対応方法
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不具合を確認する
- 天候や時間帯を変えて再確認し、本当に施工不良なのかどうかを見極めましょう。
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業者に連絡する
- 保証書を確認し、施工業者に速やかに連絡を入れましょう。
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修理や補修を依頼する
- 対応内容を詳しく確認し、必要な修理を依頼します。
まとめ
外壁塗装工事後は、足場解体前と後で見え方が異なる部分があるため、光の反射や塗り残し、色ムラなどを確認することが大切です。万が一、施工後に気になる点が見つかった場合は、保証内容を確認したうえで、速やかに施工業者に相談しましょう。
ハウジングコートでは、塗装工事の施工後にも丁寧なアフターケアを行っています。気になる点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。