レンガ調の外壁はどう塗装する?梅雨時期の塗装についてもご説明します!【ハウジングコート太宰府店】

レンガ調の外壁はどう塗装する?梅雨時期の塗装についてもご説明します!【ハウジングコート太宰府店】

5月も後半となり梅雨前までの工事は今進行している現場が最終予定の見込みです。

これからの問い合わせでは梅雨明け指定の見積もり依頼が中心となります。

先週現場調査を行ったお住まいは築15年で、2階のベランダのみレンガ調のサイディングボードを使われていました。

お客様と外壁を一周見て回って傷み具合などを確認し、ベランダのレンガ調を残したいとのご希望をお伺いしました。

新築の際にレンガ調のボードを選んでおり、全体もレンガ調に合わせた雰囲気にしているため雰囲気を壊さず塗り替えたいとのことでした。

サイディングにも様々な種類があり、レンガ調や木目調、石調などのデザインがあります。

柄物のボードが使われている場合は残していきたいと言う方も多く、レンガ調や木目調などのデザイン性の高いサイディングを活かしたい場合、そのまま外壁を残せるのはクリヤー塗装となります。

クリヤー塗装は通常の塗装とは異なり、透明の塗料でコーティングしていく方法です。

しかし塗装を遅らせてしまうとボードが傷んでしまい、そのまま残すことができなくなるため色を付けた塗装をしなければならなくなります。

築年数が10年以上が経過すると色あせや外壁自体の傷みが進み、クリヤー塗装をすると色あせや傷みが残ったままとなり新築時のような仕上がりとはなりません。

色あせの他にもひび割れを起こしてしまうとひび割れの補修跡がはっきりと見えることがあります。

ひび割れを補修した後はタッチアップと言って外壁の色に近い塗料を使い補修跡を目立たなくする作業を行いますが、どうしても全く同じ色にできません。

タッチアップも遠目から見ると分かりにくいですが近くで見ると補修跡がどうしても目立ってしまいます。

そのほかにもコケやカビの繁殖が著しい場合、洗浄では完全に落としきれないため汚れ関係もそのまま残ってしまう形になります。

新築から10年が過ぎると外壁に様々な問題が出てくるため、クリヤー塗装を考えている方は早め早めに塗装を行う必要があります。

クリヤー塗装を諦めた場合塗りつぶし塗装しかできなくなる訳ではなく、デザイン塗装でサイディングの柄を活かす方法があります。

デザイン塗装は表面に柄を付けていく方法です。

サイディングの形状によって仕上がりは変わりますが、特にタイル調は目地と表面の差を出しやすくタイルの雰囲気をそのまま残したり色の雰囲気を変えることが可能です。

デザイン塗装では色あせや補修跡などは塗り潰した上で模様が付けられるため、仕上がりに影響することがありません。

しかしデザイン塗装では通常の工程とは異なり、3回塗りの基本工程からさらにデザイン部の塗装を2回行うため工程が増えます。

工程が増えると材料の費用がその分必要となるため、通常の塗装よりも費用面では高くなります。

サイディングのデザインにこだわりたい場合、元のボードのデザインを残したいのか新しいデザインに塗り替えたいのかによっても計画が変わります。

クリヤー塗装はできるだけ早めの検討が必要になりますし、デザイン塗装は通常よりも少し費用が高くなることを押さえておきましょう。

これから梅雨時期に向かっていきますが梅雨は雨の日が多く、工事が思うように進まなくなったり完工が遅れてしまうことがあります。

工事期間に中は足場が組まれるため室内に光が入りにくくなるだけでなく、塗装作業が始まると養生により工事期間中の換気がしにくくなります。

普段の生活と比べると塗装中はどうしても足場や養生があるためそれをストレスに感じる方もいれば、中には工事期間中に換気がしたいと言う方もいます。

窓を開けられず空気の入れ替えができないと言うことはお客様にとって不便となるため、養生関係は気を遣いながら進めていかなければなりません。

液体状の塗料はどんなに慎重に扱っても飛散を完全に防ぐことができませんし、作業速度に影響してしまうため最低限塗料が付着してはいけない箇所に関しては養生が行われます。

主な養生箇所として挙げられるのは玄関ドアや窓で、テープやビニールを使い覆っていきます。

窓が覆われると窓を開けても空気はほとんど入らず、さらに光も入りづらくなるなど普段の生活との変化がストレスになる場合があります。

そこで職人も様々な工夫をしてお客様のストレスを軽減させる努力をしており、例えば塗装の塗り作業を外壁の面ごとに分けて仕上げていく方法を取ることがあります。

通常全面を下塗り、中塗り、上塗りと仕上げていくため最低でも丸3日は窓が開けられなくなります。

一方面ごとに仕上げる場合、換気を行いたい箇所の面を残して作業を通常通り進めた後、残りの面を仕上げることで換気する窓を確保することができます。

また、通常通りの塗装作業の場合でも一カ所程度であれば一日の作業終わりに撤去して、翌日の作業で再度養生することも可能です。

しかし毎日養生を付けたり外したりすると時間がかかってくるため、工事期間中は基本的に養生はそのままにしておきます。

工事期間中もなるべく不便に感じられないように気を遣いながら作業を進めています。

特に梅雨時期になると天候が悪くなり工事の日数は延びやすくなります。

雨の日には作業を進めないことが原則ですが、あまりにも雨が続き全く作業が進まなくなってしまうと足場や養生も長期間設置したままになってしまいます。

やむを得ない場合には少しでも雨が上がっているタイミングで作業に入り、仮養生を行って外壁に雨が当たらないように塗装作業を進めることもあります。

しかし雨の降っている中無理に工事を進めると品質に問題が出てくるため、雨の中での作業は基本的に行うことはありません。

ただし梅雨時期には全く工事ができなくなる訳ではなく、雨の影響により作業が進みにくくなることが考えられるためどうしても長期化しやすい傾向にあるだけで、雨の降らない日に作業を進めることで工事は可能ですし品質にも問題はありません。

工事の質に影響が出ない範囲でなるべく早め工事が完了できるように様々な工夫をして工事に入っていますので、気になることや不安なことがある場合には一度しっかり相談をされるといいかと思います。

昨年の梅雨時期に工事を行った事例はこちらからご確認いただけます。

また、外壁と雨と言えば気になるのは雨だれの汚れです。

窓のサッシのコーナー部分から黒い筋状の汚れが付着しているお住まいを時々見かけます。

外壁が劣化してくると撥水効果がなくなり、雨水と混ざったホコリや排気ガスがサッシを伝って筋状の汚れを作ります。

汚れの一種ですので通常の外壁塗装で症状を改善することができますが、塗装後も再度雨だれが発生してしまう可能性は十分にあり、せっかく塗装をしてもまた汚れてしまうのではと不安に感じる方もいるでしょう。

対策としては汚れの付きにくい材料で塗装する方法を推奨しますが、どうしても塗装だけでは不安と言う方には雨だれ防止用の水切りを設置することもおすすめです。

窓の隅に小さな水切りを設置するだけであり、費用も比較的安価で済ませることができます。

雨だれの黒い汚れは白っぽい色の外壁で比較的目立つ傾向にありますので、気になる方は検討してみてもいいでしょう。

これからの時期は雨の日も増えますので防水効果が低下しているお住まいはダメージを受けてしまうことも考えられます。

塗装をすべきか分からない、と言う方でもまずは一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。

福岡市・太宰府市・小郡市・筑紫野市・大野城市・糟屋郡・筑前町にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。

お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)

ページ上部へ