外壁塗装は作業過程に関わらず仕上がりがある程度きれいに見えることから手抜き工事が起こりやすい工事となっています。
実際に余程の手抜きをされていない限りは完成直後の状態で手抜き工事をされていると見抜くのはプロの職人であっても難しいと言われる程です。
そこで心配になるのが自宅の塗装工事で手抜き工事をされないか、と言うことですよね。
手抜き工事は単に雑な作業だけでなく意図的に作業内容をごまかす様な事例もありますので、よくある手抜き工事の事例をご紹介したいと思います。
外壁は塗装を迎える頃になると一見どれだけ状態がいい様に見えても表面に汚れは蓄積されています。
汚れはもちろんのこと、お住まいによってはチョーキングが発生していたち塗膜の剥がれが起きていることもありますので、これらをまずは高圧洗浄で綺麗に洗い流していきます。
しかし手抜き工事を行う業者は適当に作業をして十分に不純物を洗い流していなかったり、そもそも高圧洗浄自体を行わない場合もあります。
高圧洗浄が不十分な状態だと外壁に付着した不純物により塗料の密着性が下がり、剥がれを起こしやすくなります。
塗装面を整えることは基本中の基本ですので時間をかけてしっかり洗浄が行われているかを確認しましょう。
多くの方が最も気にするポイントは塗りの作業の部分かと思います。
塗装の基本は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げますが、手抜き業者は塗り回数を減らして作業を進めます。
塗り回数が少なくなればその分材料が少なく済み、材料代を削減できるからです。
また、ただ3回塗りをすればいいと言う話ではなく、塗料は希釈を行わなければなりません。
希釈には水またはシンナーが用いられその希釈率も定められているのですが、手抜き業者は希釈率を無視して必要以上に薄めて使います。
必要以上に薄められた塗料は薄い塗膜にしかならず、塗装後数年で劣化してしまうでしょう。
さらに乾燥時間を設けずに重ね塗りすることも手抜き工事に当たります。
3回塗りを行うそれぞれの工程間で十分に乾燥させた上で塗り重ねなければ数年での剥がれに繋がります。
長い時には乾燥に8時間ほどを要するため、塗装の工程が1日にで終わったと言う場合には手抜き工事が疑われます。
それからそもそも使用する材料が契約した内容と異なっていることも悪質な業者に見られる手口です。
シリコン塗料やフッ素塗料など耐久性や品質の高い材料で契約していても、実際塗装に使うのは全く別の安価な材料と言うものです。
お客様も常に作業を見張ったり確認することもないため、思わぬところで手抜き工事をされてしまいます。
その他にもコーキングを打ち替えずに増し打ちしている、ひび割れの補修をしていない、タスペーサーの装着(縁切り)をしていない、悪天候の中作業を進めているなど様々な事例があります。
手抜き工事に気付いた時には業者にその場で伝えやり直してもらったり、消費者センターに相談するなどで対応しましょう。
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