
先日、筑紫野市原田にお住まいのH様より、「春くらいに外壁を塗れたらと思ってるんですけど、まだ今は早いですかね」というご相談をいただきました。
工事をしたい時期は何となく決まっていても、いつ頃から相談を始めればいいのかは分かりにくいものです。まだ早いのか、それともそろそろ動いた方がいいのか迷う方もいます。
「家族とは春くらいがいいかなって話してるだけで、まだ何も決めてないんです。」
「それくらいの段階で大丈夫ですよ。春頃を考えてるなら、今のうちに一度家の状態を見ておくと、あとで慌てなくて済みますからね。」
「相談したら、もう工事を決めるような感じになるのかなと思ってました。」
「そんなに急がなくて大丈夫ですよ。まず今どんな状態なのかを見て、それを聞いてから家族で考えてもらえばいいです。」
相談を始めることと、その場で工事を決めることは別です。今の状態を知っておくだけでも、その後の計画を立てやすくなります。
「それなら、一回見てもらってから考えられますね。」
「そうですね。春にしたいという希望もありますし、今の状態ならどんな進め方がいいか、その辺も含めてお話ししますよ。」
「何も分からないまま連絡したので、ちょっと早かったかなと思ってたんです。」
「全然そんなことないですよ。分からないところがあるから相談してもらうわけですし、そこは気にしなくて大丈夫です。」
外壁を確認すると普段気づかなかった劣化が見つかることもある
「外壁で、今ご自身で気になってるところってあります?」
「汚れてきたなとは思います。前より色も薄くなった気はしますけど、それくらいですね。」
「そうですよね。普段見てると少しずつ変わるので、なかなか気づきにくいんですよ。この辺は色あせが出ていますし、触ると白い粉も付きますね。」
「本当ですね。これは汚れですか?」
「これは汚れじゃなくて、塗膜が劣化してくると出るチョーキングですね。こういうのが出てくると、塗り替えを考える目安の一つになります。」
チョーキングは、外壁表面の塗膜が劣化しているときに見られる症状です。普段は外壁を触る機会が少ないため、調査で初めて気づくこともあります。
「白い粉が付くことはありましたけど、そういうものだとは思ってなかったです。」
知らないと普通の汚れかなって思いますよね。ほかも少し見てみますね。この窓の近くには細いひびがあります。」
「これは前からあったんですかね。全然気づいてなかったです。」
「細いので、普段見てても分かりにくいと思います。今すぐどうこうというものではないですけど、塗装するならそのままにはせず、状態を見て先に補修しますよ。」
「上から塗るだけじゃないんですね。」
「そうなんです。せっかく塗るなら、ひびを隠すだけじゃなくて、ちゃんと処理してから仕上げたいですからね。」
ひび割れは大きさや状態によって補修方法が変わります。塗装前に確認しておくことで、外壁の状態に合わせた処理ができます。
「あと、この外壁の継ぎ目も少し傷みが出ていますね。ここはコーキングです。」
「そこは全然見てなかったです。」
「ここまで普段見る方はなかなかいないですよ。外壁を見るときは、壁だけじゃなくてこういう継ぎ目も一緒に見ておくんです。」
今の劣化状態を見てから春の工事を考える
「見てもらうと、自分で思ってたよりいろいろ出てますね。これなら早めに塗った方がいいんですか?」
「今日明日で急がないといけない状態ではないですよ。ただ、そろそろ塗り替えを考えてもいい時期には入っていますね。」
「春くらいまでなら、そのままでも大丈夫そうですか?」
「今見た感じなら、春頃を目安に進めていく考え方でいいと思いますよ。せっかく希望の時期があるので、無理に前倒しする必要はないです。」
塗装時期は築年数だけではなく、実際に出ている劣化症状も見ながら判断します。すぐ工事が必要な場合もあれば、希望時期に合わせて計画できる場合もあります。
「年数だけ見て、そろそろかなとは思ってたんですけど、こうやって見てもらうと分かりやすいですね。」
「年数だけだと判断しにくいんですよ。日当たりや雨の当たり方でも変わりますし、H様のお家は今出ている症状を見ながら考える方が分かりやすいですね。」
「春にやるなら、もう少し先に相談してもよかったのかなとも思ってました。」
「春が近くなると相談が重なりやすいので、今くらいに声をかけてもらった方がゆっくり考えられますよ。急いで決めるより、その方がいいと思います。」
春の工事を希望する方が増える時期には、予定が先まで埋まることもあります。希望する時期がある場合は、少し余裕を持って相談しておくと検討もしやすくなります。
「じゃあ、今日見てもらった内容を家族にも話して、春頃で考えてみます。」
「それで大丈夫ですよ。今日見たところは分かるようにお伝えしますし、家族で話して気になることが出てきたら、そのときまた聞いてください。」
外壁塗装は希望する時期と現在の劣化状態を合わせて考える
春頃に外壁塗装をしたいと考えていても、相談した時点で工事を決める必要はありません。最初に現在の外壁を確認し、どのような劣化が出ているのかを知ることで、工事時期も考えやすくなります。
色あせやチョーキング、ひび割れ、コーキングの傷みなどは、普段の生活では気づきにくい症状です。築年数だけで判断するのではなく、実際の状態を見たうえで塗装の必要性を考える方が住まいに合った計画を立てやすくなります。
春に工事を希望する場合は、直前になってから相談するよりも少し早めに状態確認や見積もりを進めておくと、予定にも余裕を持ちやすくなります。工事を急ぐ必要がある状態なのか、希望する時期まで待てるのかまで説明を受けておくことも判断材料になります。
筑紫野市原田をはじめ、太宰府市や大野城市、小郡市、春日市、福岡市周辺で春頃の外壁塗装を考えている方も、まだ何も決まっていないからと構えず、まずは今のお住まいがどのような状態なのかを確認するところから考えてみてください。











