こんにちは、ハウジングコートです。
今回は、福岡県大野城市のお客様からいただいたご相談をきっかけに、「サイディング外壁のひび割れや欠けにどう対応すべきか?」というお話を共有させていただきます。
「ひび割れって、塗装でどうにかなるんですか?」
現場調査にお伺いしたのは築18年の戸建て住宅。
外壁の一部に目立つひび割れと、小さな欠けが見られました。
「最近、外壁に細い線みたいなのができてるんですけど、これって放っておいていいんでしょうか?」
「これはひび割れですね。見た目以上に内部への影響が出ている可能性があるので、早めの補修をおすすめします。」
「やっぱりそうなんですね…。塗装すれば隠れるのかなと思ったんですけど。」
「塗装で隠せる場合もありますが、再発のリスクがあるので、まずは割れの原因に合わせた補修が大切です。」
コーキングで補修するのが効果的なケース
ひび割れに水が入っていたり、ボード自体の動きが原因の場合、塗装だけでは対応しきれないことが多いです。
「割れの中に水が入っている場合は、まずその部分を乾燥させた上で、コーキング材での補修が効果的です。」
「コーキングってよく聞きますけど、そんなに重要なんですか?」
「実は、ひび割れに追随する“弾性”を持っているので、地震や振動で再発しにくくなるんです。」
「なるほど、塗るだけより安心ですね。」
このように、弾性のあるコーキングを使えば、将来的な再補修のリスクを減らすことができます。
欠けてしまった箇所には“パテ”で対応
次に、外壁の一部が小さく欠けていた箇所についてもご説明しました。
「この欠けてるところは…パテで埋めるんですか?」
「はい、パテを使って形を整えたあとに塗装すれば、見た目も元通りになりますよ。」
「触ると少しへこんでる気がして気になってたんです。」
「破片が残っていない場合でも、パテで綺麗に整えられますのでご安心ください。」
「コーキングとパテ、それぞれの役割が違うんですね。」
「そうですね。ひびにはコーキング、欠けにはパテ、というのが基本的な考え方です。」
補修をDIYで行う場合の注意点
「自分でちょっと直してみようかなって思ったんですけど、やっぱり難しいですか?」
「DIYも可能ですが、いくつか注意点があります。」
「どんなことに気をつければいいんでしょう?」
「まずは原因の把握ですね。地震や振動が原因なら、再発しにくいように弾性のある材料を使う必要があります。」
「コーキングにも種類があるってことですか?」
「そうなんです。耐候性や弾性など、材料の選び方で仕上がりも耐久性も変わってきます。」
「道具や材料の選定って、やっぱり難しいですね…。」
「迷ったら無理せず、専門業者に相談するのが一番確実です。」
プロに任せるメリットとは?
「プロに依頼するメリットは、症状に合わせた最適な材料を選べること。そして何より、作業の精度が違います。」
「たしかに…変にやって悪化させたくないですし。」
「補修が不完全だと、せっかくの塗装がすぐに剥がれたりする可能性もあります。そうならないよう、最初の処理が大切なんです。」
外壁のひび割れや欠けを見つけたら
「思ったより簡単な問題じゃなかったですね。でも、ちゃんと直せるなら安心しました。」
「補修は早めに対応すればするほど、範囲も費用も抑えられます。小さな異変でも、気づいた時点でご相談いただくのがベストです。」
このように、外壁のひび割れや欠けは放置せず、的確な補修で長持ちする美しい外壁を保つことができます。
気になる症状があれば、まずはご相談を
外壁の補修は、「どこが傷んでいるのか」「どう直すべきか」をしっかり見極めることが重要です。
ご自身での対応が不安な場合や、症状が進行しているように見える場合は、無理をせず、まずはご相談ください。
外壁補修・塗装のご相談はハウジングコートまで
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市で外壁補修・塗装・屋根工事をご検討中の方は、信頼と実績のあるハウジングコートにぜひご相談ください。
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