外壁塗装を検討していると一度はモルタルやサイディングと言った言葉を聞いたことがあるでしょう。
これらは外壁材の一種で、ほとんどのお住まいでどちらかの外壁材が使われているかと思います。
特にサイディングはデザイン性や機能性に優れている他、価格も比較的安価なため最も導入されている外壁材となっています。
さらにサイディングに関しては窯業系・金属系・木質系・樹脂系のものがあり、それぞれ特徴も異なります。
窯業系サイディングはタイル調やレンガ調のデザインのものがあり、金属系サイディングはは素材が軽いため建物への負担が少なく、木質系サイディングは天然木ならではの温もりや味わいがあり、樹脂系サイディングは腐食やひび割れが起こりにくくなっています。
モルタルもデザイン性が高く、表面の仕上げはモルタルにしか表現できないものもあるのが特徴です。
モルタルやサイディング以外に挙げられる外壁材にはALCパネルやタイルなどがあり、ALCパネルは軽量気泡コンクリートで通常のコンクリートよりも軽い素材で強度や耐熱性に優れているのが特徴です。
そしてタイルは経年劣化をほとんどしない上、塗装メンテナンスも不要な素材として非常に優秀です。
しかしタイルを接着しているモルタルが劣化し浮きや剥がれが生じるため定期的なメンテナンスは必要となります。
タイル以外のモルタルやサイディングには基本的に塗装メンテナンスが行われます。
また、劣化が進んでいるなどで塗装での対応が難しい場合には張替えやカバー工法を検討する必要があります。
状態や要望に合わせてメンテナンスの方法も変わるため、業者にしっかり要望を伝え業者の意見も踏まえながら適切な工事を行いましょう。
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