手抜き工事の実例から学ぶ!外壁塗装の注意点

手抜き工事の実例から学ぶ!外壁塗装の注意点

塗装業界には悪徳業者が後を絶たず、契約してしまった結果、手抜き工事をされる被害が発生することも少なくありません。

「手抜き工事なんて大げさだろう」と思う方もいるかもしれませんが、実際には誰が見ても酷い施工と分かるような例が存在します。

ここでは、実際に起きた信じられない手抜き工事の事例をもとに、注意すべきポイントを再確認していきます。

実例:訪問販売業者に工事を依頼したTさんのケース

Tさんは、訪問販売で家を訪ねてきた塗装業者と契約し工事を進めていました。しかし、作業中に一部の工事がされていないように見え、不安に思ったTさんが業者に問い合わせると、

「必要な部分だけ工事をしています。必要のない部分はやらない方がいいですよ。」

と言われてしまいました。この対応に納得できなかったTさんは工事を中断し、他の優良塗装店に相談することにしました。

築5年でまさかの外壁塗装

一般的に外壁塗装の塗り替えサイクルは10年に1度が目安とされています。近年では高耐久塗料も普及しており、10~15年に1度の塗り替えで済むケースも増えています。

しかし、Tさんの家はなんと築5年。通常、この時期に外壁塗装を行う必要はほとんどありません。

例外的に築浅で塗装が必要となるケース

  • 建築時の施工不良がある場合
    この場合、法律に基づき建築業者が無償で補修を行います。

Tさんのケースでは、訪問販売業者が「今すぐ塗装が必要」と話を持ちかけ、不安を煽った可能性が高いと考えられます。

驚きの手抜き工事の実態

Tさん宅では、特にコーキングに関する手抜きが顕著でした。

コーキングとは?

サイディングボードの継ぎ目を埋める重要な部分で、以下の役割を担います:

  • 雨水の侵入を防ぐ
  • サイディングボードの動きに対応するクッション材

しかし、Tさん宅では以下の問題が発生していました:

  • 古いコーキングを撤去せずに上から重ね塗り(本来は「打ち替え」が必要)
  • 一部の継ぎ目にコーキング未充填
  • 金具や電線部分にコーキングが未施工

さらに、使用されていた塗料は、大手メーカーのものではなく聞いたことのない無名ブランド。施工内容も材料も信頼性に欠ける状況でした。

訪問販売業者には要注意!

すべての訪問販売業者が悪いわけではありませんが、被害に遭う可能性が高いのも事実です。

訪問販売業者の典型的な手口

  • 即日契約を迫る
    「今日中に決めていただければ特別に割引します」などと言って急かします。
  • 不安を煽る
    「このままでは雨漏りします」「早く対応しないと家が危険です」と不安を煽るセールストークを展開。

慌てず慎重に対応を

  • 即決は避ける
    複数の業者から相見積もりを取り、冷静に比較検討する時間を設けましょう。
  • 工事中でも異変を感じたら行動
    たとえ工事が始まっていても、怪しいと感じたらすぐに工事を中断し、他の業者に相談しましょう。

まとめ

外壁塗装は、住まいの保護と美観を維持するために欠かせない工事です。そのため、信頼できる業者選びが何よりも重要です。

トラブルを避けるためには、以下を心がけましょう:

  1. 訪問販売業者には慎重に対応
  2. 複数の見積もりを比較検討
  3. 工事内容を丁寧に確認

あなたが納得した上で工事を進めることが、最良の結果に繋がります。

福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。

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