サイディングの表面がボロボロに!?原因・補修は?

サイディングの表面がボロボロに!?原因・補修は?

色褪せやチョーキング、ボードの浮きなど、サイディングには時間の経過とともに様々な劣化症状が現れるようになります。

いずれもメンテナンスのサインになるのですが、中でも気になる症状はサイディングの剥がれです。

施工不良でなくてもサイディングの表面が剥がれてしまうことがあります。

一度剥がれが発生してしまうと剥がれの範囲が広がって被害が大きくなる恐れもあるため、早めの対処が求められる症状の一つです。

ここではサイディングが剥がれてしまう原因とメンテナンス法について一緒に見ていきましょう。

サイディングが剥がれる原因

経年劣化によりひび割れやコーキングの劣化が発生すると防水機能が失われ、雨水や湿気が侵入することで外壁材が脆くなってしまい、やがて表面に剥がれが発生します。

外壁を触ってみて冷たい・湿っていると感じた場合やコケが生えている場合は外壁が水分を含んでいる状態のため剥がれを引き起こす可能性があります。

また、新築からあまり時間が経っていないにも関わらず剥がれが発生する場合には住宅の工法に問題があった可能性が考えられます。

2000年の5月に品確法が定められれて以降はサイディングを通気工法で施工するようになったのですが、現在でもまれに直貼り工法を採用している住宅があります。

通気工法ではサイディングと外壁の間に空気が流れる作りになっているため通気性が確保されているのですが、直貼り工法ではサイディングと外壁の間に隙間がなく、通気性が悪いため湿気がこもりやすくなっています。

外壁と基礎の間に水切り板金があれば通気工法が採用されていますが、水切り板金があってもサイディングと外壁材の隙間が狭い場合は通気性が悪いことが考えられます。

サイディングの剥がれを発見したら

内部に含まれた水分により表面に現れる剥がれは、発生した時点で劣化の進行具合はかなり進んでいると考えなくてはなりません。

そのまま放置してしまうとサイディングはさらにボロボロになり、張り替えが必要になる可能性まであります。

劣化の範囲が狭く、経年劣化によるものである場合などには部分的な補修が可能です。

直貼り工法が原因で剥がれを起こしている場合や広範囲に発生している場合には塗装をしてもすぐに剥がれてしまうためカバー工法もしくは張り替えを行う必要があります。

経年劣化により剥がれが広範囲に及んでいる場合はカバー工法が多く採用されます。

カバー工法を採用する場合は建物への負担を考慮して軽量な金属サイディングが選ばれることが多いです。

張り替えが行われるのはサイディングが水分を含んでしまっている状態や躯体への痛みが生じている場合です。

張り替えの場合は外壁への負担に変化がないため窯業系サイディングも選ぶことができます。

最後に

サイディングの剥がれは塗装によって再発を防ぐことは非常に難しいです。

カバー工法や張り替えなどの大きな工事になってしまう前に定期的な点検やメンテナンスで住宅の状態を保ってあげましょう。

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