今回は太宰府市青葉台のN様邸へ、外壁塗装のご相談でお伺いしました!
築18年のお住まいで、「そろそろ塗り替えを考えてたんですが、換気口のまわりに黒っぽい汚れが出てきてて気になって…」とN様からお電話をいただきました。
ご夫婦でお住まいとのことで、初めての外壁塗装に少し緊張されているようでしたが、笑顔で迎えてくださいました。
換気口まわりに見えた劣化のサイン
「こんにちは。暑い中すみません、ちょっと裏の方を見ていただけますか?」
「もちろんです。換気口のところですよね、気になる部分、しっかり確認しますね」
お住まいの裏手にあるキッチンの換気口を見せていただくと、確かにその周辺の外壁が黒ずんでいました。よく見ると、換気口の縁のシーリングが劣化してパリパリになっており、小さな隙間もできている状態です。
「これ、ただの油汚れじゃないんでしょうかね?」
「油も含まれていると思いますが、一番の問題はこの隙間ですね。換気口は湿気や汚れが集中する場所なので、周りの外壁が傷みやすいんですよ。隙間があると雨水が入り込んでしまう可能性がありますし、中の木部が腐ってしまうこともあるんです」
「中まで?それはちょっと怖いですね…知らなかったです」
「意外と皆さん見落としがちな部分なんですが、換気口まわりは外壁の中でも劣化のスピードが早い場所なんです。特にこうしたキッチンや浴室の換気口は、湿気と汚れがダブルで来ますからね」
塗装前の下地処理がとても大事
調査を進めると、外壁全体にもヘアクラックと呼ばれる細かいヒビが所々見られました。壁を手で触ると白い粉がつくチョーキングも確認でき、塗膜の劣化もかなり進んでいる状態でした。
「塗り直せば全部キレイになるんですか?」
「塗れば見た目はキレイになりますが、大事なのはその前の下地処理です。今のようにコーキングが割れていたり、ヒビが入っている状態だと、そのまま塗っても長持ちしないんです。まずは補修をきっちり行うことが必要になります」
「なるほど。つまり、土台がグラグラのまま上だけキレイにしても意味がないってことですね」
「まさにそうなんです。建物でいうと、基礎がしっかりしてないと、どんなに立派な家でも長く持ちませんからね」
換気口まわりの補修ポイント
今回のN様邸では、換気口まわりの古いコーキングをすべて撤去し、新しいコーキングに打ち替える必要があります。その後、外壁のヒビを丁寧に補修し、防カビ効果のある下塗り材を使って塗装を行うという工程でご提案をしました。
「防カビまでしてもらえるんですね。それはありがたいです。うち、裏が少し湿気多いんですよ」
「そういう環境でしたら、なおさらですね。防カビ剤を使っておけば、塗装がカビで黒ずんだり、早く傷んだりするのを防げます」
「じゃあ、ただ見た目を整えるだけじゃなくて、しっかり中身も直すって感じなんですね」
「はい、塗装は“美観”と“保護”、どちらも大事ですから。せっかくお金をかけるなら、10年以上安心できる状態にしたいですもんね」
「ほんと、そこまでやってもらえるなら安心です」
換気口まわりのチェックポイントとは?
「ちなみに換気口まわりのチェックポイントとしては、まずコーキングのひび割れ、それから黒ずみやカビ、外壁の浮きや膨らみなどがないかを見るのが大切です。あとは、換気口のまわりに小さな隙間があるかどうかも注意ですね。少しでも空いていれば、そこから水が入る可能性があります」
「正直、今までそこまで気にしてませんでした…換気口の外側って見落としますね」
「多くの方がそうなんです。でも、見た目の変化って小さなサインなので、放置せずに早めに気づけると、被害も最小限で済みますよ」
「今回は見てもらって本当によかったです。安心できました」
「ありがとうございます。見た目もキレイに仕上げつつ、内部のトラブルも防ぐ工事をしていきますので、よろしくお願いしますね」
お住まいの不安、見逃さないために
これから見積もりをご提出し、具体的な工事のスケジュールを立てていく予定です。
N様も「信頼して任せられそうです」とおっしゃってくださり、私たちもそのお気持ちにしっかり応えていきたいと思います。
「うちも換気口のところ、黒ずんでる気がするな…」「コーキングってそんなに大事なの?」と感じられた方は、ぜひ一度専門の目でチェックを受けてみてください。太宰府市青葉台をはじめ、筑紫野市、小郡市、大野城市、福岡市東区、早良区の各地域で現地調査は無料で行っています。
外壁塗装をご検討中の方、まずは換気口まわりをチェックすることから始めてみませんか?
いつでもお気軽にご相談ください!