外壁塗装は高額な費用がかかるため、少しでも安く済ませたいと考えるのは当然のこと。しかし、金額だけを重視して業者を選ぶと、思わぬトラブルや失敗につながることもあります。
「予算は限られているけれど、しっかりとした工事をしたい…」そんな方におすすめなのが、外壁リフォームに適用される減税制度です。今回は、お得に工事を進めるために知っておきたい減税について詳しく解説します。
外壁リフォームと減税
リフォーム工事には、工事内容に応じて減税や補助金が適用される場合があります。外壁塗装に関連する主な減税制度は以下の2つです:
- 住宅ローン減税
- 住宅特定改修特別税額控除
これらを活用することで、外壁塗装の費用負担を大幅に軽減できます。それぞれの制度の内容と適用条件を詳しく見てみましょう。
住宅ローン減税
住宅ローン減税は、10年以上のローンを組んだ場合に翌年の所得税が減税される制度です。対象となる工事の種類は以下の4つ:
- 大規模な改修工事
- 省エネ工事
- 耐震改修工事
- 増改築工事
外壁の塗り替えや張り替え工事は、大規模な改修工事に該当します。また、遮熱塗料を使用した場合は省エネ工事として認められるため、適用される可能性が高いでしょう。
適用条件
以下の7つの条件を満たす必要があります:
- 登記上50㎡以上の床面積があること
- 10年以上のリフォームローンを利用していること
- 建物の所有者かつ居住者であること
- (中古住宅の場合)耐震基準を満たしていること
- 合計所得金額が3000万円以下であること
- (増改築の場合)工事費用が100万円以上であること
- 工事完了から半年以内に居住していること
また、控除を受けるには、工事の内容や金額を証明するための書類の提出が必要です。事前に必要書類を確認しておくことが大切です。
住宅特定改修特別税額控除
住宅特定改修特別税額控除は、省エネ性能を高めるリフォーム工事を行った場合に適用されます。外壁塗装で遮熱塗料を使うと対象となる可能性があります。
適用条件
以下の6つの条件を満たす必要があります:
- リフォームを行う住宅が居住用であること
- 工事完了から半年以内に居住していること
- 合計所得金額が3000万円以下であること
- 省エネ性能が平成28年基準を満たすこと
- 工事費用が50万円以上であること
- 建物の床面積が50㎡以上で、その半分以上が居住用であること
こちらも控除を受けるには各種書類の準備が必要です。早めに確認して手続きを進めましょう。
最後に
外壁塗装やリフォーム工事は、住まいを長く快適に保つために欠かせません。お得に工事を進めるためには、安さだけを求めるのではなく、減税制度や補助金を賢く活用することが重要です。
適切なメンテナンスと正しい制度の活用で、住まいを守りながら、費用負担を軽減していきましょう。
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