外壁塗装を検討されている方の中には、工事中や職人との会話で耳慣れない言葉に戸惑うことがあるかもしれません。職人たちは日常的に使い慣れている専門用語を無意識に使用するため、説明を受ける際にも「その言葉の意味が分からない」と感じることがあります。
もちろん、専門用語を無理に覚える必要はありませんが、いくつかの用語を知っておくと、打ち合わせや現場での会話がスムーズになるでしょう。ここでは、外壁塗装にまつわる言葉や職人の使う専門用語を解説していきます。
外壁塗装の専門用語集
以下に代表的な専門用語を簡単な解説とともにご紹介します。
塗装に関する用語
- ピン:一回塗りのこと。
- リャンコ:二回塗りのこと。
- ダメ:建物の隅や塗料が届きにくい部分。
- ダメる:刷毛を使って繊細な部分を丁寧に塗る作業。
塗装の状態や技術に関する用語
- おこす(おかす):一度塗った塗膜が重ね塗りの際に浮き上がって縮む現象。
- のぼる:塗装後、時間が経つにつれて色が変わる様子。
- とまる:塗装面がしっかりと塗りつぶされ、下地が透けて見えなくなる状態。
- ひっぱる:半乾きの状態で塗装を重ねた際に色ムラが生じること。
- ライン出し:塗装面に直線的なラインを美しく仕上げる技術。
養生に関する用語
- 捨てテープ:次の作業を見越して養生テープを重ね貼りする技法。
- 逆養生:塗装済みの部分を汚さないように行う養生。
コーキングや目地に関する用語
- 二点接着:サイディングの目地にコーキングを充填する際に行う強度を高める技法。
- バックアップ材:目地が深い場合にコーキングのコストを抑えるために使用する部材。
- ボンドブレーカー:目地底に使用される青いテープ。現在は透明なものもある。
外壁の劣化や不具合に関する用語
- クラック:ひび割れのこと。
- チョーキング:塗膜の経年劣化で表面が粉状になる現象。
- 白ボケ:クリアー塗装が湿気の影響を受けて塗膜が白く濁る現象。
塗装の仕上げや材料に関する用語
- タスペーサー:スレート瓦の重なり部分が塗料で塞がれないようにするための部材。
- ケレン:塗装面を整えるための下地処理作業。
- タッチアップ:塗装後の仕上げ作業で小さな不具合を補修すること。
- ネタ:塗料や材料のこと。
- ノンスリップ:滑り止めの効果がある床養生材。
その他の用語
- ゴーゴー:幅550㎜のマスカー(養生材)のこと。
- ケラバ:屋根の端部。
- 破風板(はふいた):屋根の横の縁部分。
- 鼻隠し:軒先の垂木を覆う板。
- 軒(のき):屋根の外壁から張り出した部分。
最後に
外壁塗装の現場では、今回ご紹介した以外にもたくさんの専門用語が飛び交います。分からないことがあれば、その場で担当者や職人に尋ねることをおすすめします。
疑問を解消することで工事への不安も軽減されますし、質問に対する対応や説明の仕方は、業者の信頼度を測るポイントにもなります。外壁塗装を成功させるためにも、遠慮せずにコミュニケーションを取ることが大切です。
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