お住まいの屋根にはスレートや陶器瓦、ガルバリウム鋼板など様々な屋根材が使われています。
では屋根材の一つにアスファルトシングルがあるのはご存知でしょうか。
海外では一般的な屋根材であり、モダンでお洒落な印象があることから新築時に採用したりアスファルトシングルに葺き替える方が増えてきています。
そんなアスファルトシングルですが、美観の面以外のメリットや反対にデメリットはないのか、またどのようなメンテナンスを行うのでしょうか。
アスファルトシングルってどんな屋根材?
アスファルトシングルのシェア率が高いのは主に北米で、100年以上前から使用されている定番の屋根材です。
ガラス機材にアスファルトを浸透させ表面に石粒が吹き付けてあり、シート状で扱いやすいことから複雑な形状の屋根にも対応できることが特徴で、洋風の家だけでなくバリエーションによっては和風の家にも取り入れやすくなっています。
アスファルトシングルの魅力はこれだけでなく、屋根材が柔らかいためひび割れを起こしにくく、石粒に覆われた屋根材は傷付きにくいほか、防水性や耐久性はもちろんのこと軽量なので耐震性も高く地震対策にも適した屋根材なのです。
しかしながらアスファルトシングルは約6㎜と薄く、強風により剥がれたり破れてしまうことがあります。
また、表面の石粒が落ちて見た目が悪くなるだけでなく劣化を速めてしまうことにもなるため定期メンテナンスが不可欠となっています。
アスファルトシングルのメンテナンス
アスファルトシングルのメンテナンスには「葺き替え工事」「カバー工法」「塗装工事」のいずれかを行います。
屋根材が劣化している場合には葺き替え工事を、劣化をしているものの下地材に傷みが見られない場合には既存屋根の上から新たに屋根材を被せるカバー工法がおすすめです。
表面の石粒が落ちて見た目が気になっている場合や定期的なメンテナンスによる屋根材の保護であれば塗装工事を行うと良いでしょう。
ただし、劣化が進んでいるにも関わらず塗装を行ってしまうと塗料の吸い込みにより屋根が沿ってしまうことに繋がります。
メンテナンスのタイミングには注意が必要です。
最後に
どのような屋根材であっても定期的なメンテナンスは重要ですが、アスファルトシングルは他の屋根材と異なる点もあります。
注意すべき点をしっかり押さえ、メンテナンスに備えましょう。
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