年末ということもあり着工中の現場も多く、年内に工事を終わらせたいと言うお客様がたくさんいます。
年末に向けて打ち合わせの際に工期について聞かれることが多かったため今回は外壁塗装工事の機関についてお話していこうと思います。
まず外壁塗装工事の期間と一口に言っても、外壁のみの塗装かもしくは外壁と屋根の塗装かによって工期は異なります。
さらにコーキングの工事は行うのか行わないのかによっても異なりますが、ほとんどの場合コーキングの工事は行うことが一般的です。
コーキングに関しては材料によって乾燥期間が変わるため使う材料によって全体の日程は多少前後しますが、塗装作業が始まってからの日数としては大体10日から2週間ほどを予定しております。
しかし工事期間中の雨などによる天候不良は工事の仕上がりを左右するため作業を中止しなければならず、天気が崩れると工期は予定より伸びてしまいます。
そして工事を進める中で予定の工程通りに作業が進まないことも時々起こります。
現場調査で確認した際に現状から工期が何日と想定していても、中には実際に工事が始まらないと分からない劣化もあり、時間をかけて補修を行わなければならない場合や工程を前後させる必要が出たりと臨機応変に作業内容を変更することで多少工期が変わってくることもあります。
工事を行う時期によっても工事期間が変わることもあるため、工事時期を気にされる方も多くいらっしゃいます。
一年を通して工事に適した時期はいつなのかと言う質問を受けることもありますが、塗装の質の面ではどの時期に工事を行っても変わりありません。
夏に行う工事も冬に行う工事も規定通りの正しい施工を行えばしっかり長持ちする塗装に仕上がります。
しかし先程も説明した通り天気が崩れると作業を中断しなければならず、雨が降りやすい梅雨時期では雨により職人が現場を進めることが出来なくなり足場を組んだままの日数が増えるため梅雨時期は避けたいと言う方が多いです。
ただし梅雨でも雨の日ばかりではないため、梅雨時期の工事でもスムーズに終わったり反対に梅雨時期を避けたにも関わらず雨が続いてしまったと言うケースもありました。
そのため時期的な面で見ると年間を通してどの時期ならおすすめだと言うことは伝えづらいことでもあります。
また、お客様の話を聞いていると春に工事をしたいと言う方が多いのですが、夏場や冬場を選ばれる方ももちろんいます。
理由としては夏や冬は本格的に暑い時期や寒い時期がくると冷房や暖房を使い窓を閉める事が多くなるため日常生活に支障が出にくい、反対に春や秋は冷暖房を点けずに窓を開けて調節することが多いためかえって不便に感じるのだそうです。
ですので工事時期に関してはご家族の方と話し合って工事をいつ行うのかを計画しておくとよいでしょう。
大まかな工事期間はお伝えしましたが、お住まいの状態にもよって工事期間は前後しますので工期の長さが仕上がりを左右する訳でもありません。
状態によっては補修に時間をかける必要があることもあり、工期が伸びてしまっても今後のお住まいのことを考えて工事を行いますので、打ち合わせの時点では大まかな工期をお伝えしています。
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