敷地の外から建物全体を眺めた時に塀や門扉などで建物が隠れてしまい、全体がはっきりと見えないと言うお住まいも多いのではないでしょうか。
塗装で建物は綺麗になっていても、建物を隠している塀や門扉に苔が生えていたり汚れやサビが目立っていれば全体的な印象はマイナスになってしまいます。
この様な事態を避けるため、塗装工事の一環として塀や門扉の塗装も行うことができます。
外回りの部位も劣化を防ぐ
風雨や紫外線に晒されている以上は塀や門扉も劣化を進めていきます。
中でもタイルを使用した塀に代表されるモルタルやコンクリートの劣化症状の「エフロレッセンス」は見た目を著しく悪くしてしまいます。
白い汚れが表面に現れるこの現象は強度に関わるものではありませんが、美観の面を考えると気になる現象です。
モルタルやコンクリートが水分を含むことによって起きるエフロレッセンスは塗装で防水対策を行えば発生を防ぐ事ができます。
既に発生しており除去をする場合には症状や発生個所、素材によって削ったり洗剤で洗い流したりなどの対応を行います。
また、エフロレッセンス自体が耐久性に影響することはありませんが、エフロレッセンスが発生している箇所にひび割れが発生している場合には内部の腐食が起こる可能性があるため、できるだけ早めに業者に相談しましょう。
塀を塗り替えてイメージチェンジも
外壁の塗り替えに合わせて塀の色を変更したり、ジョリパットを選定して新たに模様を加えたりと塀の見た目を変えることもできます。
ジョリパットにはザラザラ感のある模様やコテの跡を生かした模様、横縞や縦縞、レンガの様な模様まであり、さらにカラーバリエーションも豊富です。
特にジョリパットは職人が手作業で行うものでもあるため、同じ模様でもあなただけの模様に仕上げることができます。
外回りの部位を塗装する際の注意点
塀や門扉はお住まいによって使われているものやデザインが異なり、コンクリート塀のみのお住まいもあればコンクリートの上に柵が取り付けられているお住まいもあります。
こうした異なる建材にはそれぞれに適した塗料で塗装する必要があるのですが、中には外回りは全て同じ塗料で塗装をする業者がいますので注意しましょう。
特に塀は地面からの水分を吸い上げてしまうため通常の塗料で塗装してしまうと水分によって膨れや剥がれが起きてしまいます。
塗装のされていないブロック塀を見てみると雨が降った後、晴れが続いてもブロック塀はしばらく湿ったままと言う状況を確認することができると思います。
そのためブロックやコンクリートには通気性に優れた透湿性のある塗料を選ぶようにしましょう。
最後に
せっかくの外壁塗装も、塀などの外回りの部位が美観を下げてしまうことがあってはもったいないとも言えます。
希望や計画に合わせて外回りの塗装も一緒に検討してみてはいかがでしょうか。
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