外壁塗装ではまれに「うるさい」と近隣の方からのクレームが起こることがあります。
塗装工事のイメージとして塗料を塗っている様子を思い浮かべる方が多いかと思いますが、うるさく感じる要素は一見思い当たりませんよね。
しかし、塗装工事の工程の中には確かに大きな音がしてしまう作業があります。
塗装工事中に音がしてしまう理由を確認し、クレームが発生しないように対策をしていきましょう。
外壁塗装中の音
塗装工事が始まるとまず初めに足場の設置作業が行われます。
いきなりではありますが、この足場の設置作業や解体時には大きな音が発生することになります。
足場に使われているパーツは金属製のため固定したり外したりする際には金属音がしてしまいます。
特に外壁塗装で使われている足場はくさび足場と言い、ハンマーで叩いて作業が行われるため大きな金属音が発生します。
塗装工事に着手するとまずは高圧洗浄の際の機械音や水が噴き出す音、水が外壁に当たる音が発生することとなります。
また、塗装の作業中であっても場合によっては音が発生することもあります。
現在の塗装工事ではローラーを用いた塗装が一般的ですが、工事の内容によっては吹き付け塗装を行うことがあります。
吹き付け塗装でも塗料を吹き付けるために機械を使うため騒音が発生します。
これに対し手塗り塗装では騒音がすることはありません。
それから下地の状態に合わせて行われる下地処理においても騒音が発生するケースがあります。
例えば大きなひび割れが発生している場合にはひび割れ箇所をカットして補修が行われるのですが、カットする際に機械やカットの音がします。
他にもサビの状態によっては機械を使用してサビを除去するためこちらでも機械音や除去する際の音が発生することになります。
騒音の対策は？
突然大きな音がする状態と大きな音がするタイミングが事前にわかっている状態では感じるストレスにも違いが出ます。
塗装工事において騒音が発生するタイミングは「足場の設置・解体」「高圧洗浄」「下地処理(音がする場合もある)」「塗装(吹き付け塗装の場合のみ)」です。
いつ頃作業が行われるかを業者に確認し、近隣の方へは事前に説明を兼ねた挨拶をしておくことがベストです。
音が気になる場合には騒音の発生が考えられる日の日中には外出をしたり、耳栓やイヤホンを活用する方法があります。。
最後に
うるさいと感じるか感じないかは個人差があり、あなたが気にならないと思っていても近隣の方は非常にストレスを抱えてしまうかもしれません。
しっかりと騒音対策を行った上で外壁塗装に臨みましょう。
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