外壁塗装において気になるポイントと言えば、きちんと塗装を仕上げてくれるかが挙げられます。
せっかくの外壁塗装ですので、10年先も20年先も安心したまま過ごしたいですよね。
しかし、塗装業者の中にはお客様のことを考えずに自分たちの都合で塗装工事を行う悪質な業者も存在します。
こうした業者の多くが手抜き工事を行い、あなたが後悔してしまうことに繋がる可能性があるため今回は手抜き工事を見極めるチェックポイントをご紹介いたします。
外壁塗装で起こる手抜き工事
外壁塗装における手抜き工事はあなたも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
実は塗装工事では手抜きを行うことが簡単であり、やろうと思えばいくらでも手抜きしてしまえる実態があります。
例えば見積もりに記載されている工事内容や使用材料とは異なる内容で工事をしているケースがあります。
特に足場は職人が作業するために必要なスペースであり、正しい足場が組まれていないと適切な塗膜の厚さを作ることができず施工品質に問題が生じてしまうことも。
事前に足場の組み立て方や造りなどを訪ねておき、足場が組まれた後に違和感を覚える部分があれば担当者に問い合わせるようにしましょう。
また、材料を安価なものにすり替える業者もいるのですが、材料が変われば費用も変わりますし塗料の質も変わりますから耐久性に影響を及ぼします。
正しい塗料が使われているかどうかは実際に塗料缶を見て確かめるしかありませんが、不安な方は使用する塗料缶を見せてもらうと良いでしょう。
それから外壁塗装で重要なポイントは下地処理が適切に行われているかどうかです。
この下地処理が仕上りを左右すると言っても過言ではないのですが、手抜き工事では高圧洗浄やケレン作業を行わなずに施工をしてしまいます。
ホコリなどの汚れが付着したままの状態では塗料が密着せず、早期の剥がれなどを引き起こす原因となります。
高圧洗浄と下地処理は丸1日以上かかる作業のため、手抜きを行う業者は少しでも作業の手間を省くためにいい加減に高圧洗浄をしたり下地処理を行わなかったりするのです。
最後に
施工直後の仕上がりは素人が見ても手抜き工事がされていると判断することが難しく、悪質な業者に頼んでしまうと様々な手抜きをされる可能性があります。
今回ご紹介したポイント以外にも塗料の希釈を守らなかったり乾燥時間を十分に取らないなど、まだまだ手抜きが行われるポイントがありますのでご自身で外壁塗装について事前に知識を備えておくことをおすすめします。
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