外壁塗装を進めていく中で工事に失敗してしまうことも気になると思いますが、工事中に業者や近隣の方とトラブルになったと言う事例も後を絶ちません。
トラブルの原因によっては事前に対処できたもの、回避ができたものも存在しますのでよくあるトラブル事例と対策や対応を一緒に見ていきましょう。
基本的には施工中に発生するトラブルが多く、業者に対応してもらうことになるでしょう。
例えば塗料が飛び散ってしまった、高圧洗浄の汚水が近隣に飛散してしまったと言う場合には業者に迅速な対応をしてもらう必要があります。
近隣に飛散してしまった場合には近隣の方が直接業者に連絡を入れることもありますが、飛散の状況によっては該当部分をきれいに清掃するだけでは不十分であることもありますので適切な対応をしてもらうようにします。
特に車や近隣の方の所有物に関しては問題が大きくなることも考えられますのでしっかりと確認しましょう。
近隣の方と起きやすいトラブルに関しては「塗料の臭いがきつい」「作業の音がうるさい」などが挙げられますが、施工中に生じる臭いや騒音を完全に抑えることはできません。
しかし抑えることができないからと近隣の方へ配慮をしないのはあり得ないことですので、業者もできる限り迷惑にならないように作業を心がけています。
それでも近隣の方から臭いや騒音に関して苦情を言われてしまう場合には事前の周知が不十分だったことが考えられます。
工事が始まる前には近隣の方へ工事をする旨を伝えに近隣挨拶へと伺いますが、この時施主様も一緒にお伺いしておくとよりトラブルを回避しやすくなります。
近隣挨拶は基本的に業者が行ってくれるものではありますが、どのような周知を行っているのかは業者によって異なりますので臭いや騒音がしてしまうこと、しばらくの間足場が組まれて人が出入りすること、工事のスケジュールなどを詳細にお伝えしておくと近隣の方も安心できるでしょう。
また、職人が時間になっても来ない、今どんな工事をしているのか分からないと言った施工中に関するトラブルも起きやすいです。
諸事情により職人の到着が遅れていたり作業が中止になったために時間になっても職人が来ないことは考えられますが、開始時刻の遅れや作業の中止に関しては職人もしくは担当者からの連絡が最低限必要でしょう。
ですので職人の動きに対して不誠実な点があれば業者に連絡を入れて今後気を付けてもらうように伝えてください。
それから作業の内容については一日の終わりにその日どの様な作業を行ったのか報告をしてもらいましょう。
事前に大まかなスケジュールを聞いておくことも有効です。
塗装工事は専門性が高く、お客様によっては業者に任せっきりになってしまう方もいるでしょう。
手間になるとは思いますが、トラブルを避けるためにはお客様自身でもアクションを起こすことが大切です。
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