外壁塗装の見積りを依頼する場合、多くの方が複数社から見積りを取る相見積もりをされると思います。
そこでよく起こるのが「業者によって言ってることが違う」と言うことです。
そもそも見積りの内容も業者によって異なりますから、全く同じ説明を受けると言うこともないでしょう。
しかし同じ内容に対して異なる説明をされた場合にはどの業者が正しいことを言っていて、どの業者を信用すればいいのか分からないと言ったことは起こり得ます。
例えば「4回塗りで安心の品質」など、塗り回数に対するアピールをする業者がいます。
通常外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回仕上げなのですが、塗り回数を増やして他社よりも丈夫な塗装に出来ると説明されるでしょう。
重ね塗りの回数は多くなればなるほど丈夫に仕上がるようにも感じますが、ただ塗り回数を増やすだけでは品質が向上することはありません。
それだけでなく、塗りの作業が増えるためその分の材料費や人件費がかかってきますし工期も長くなってしまいます。
理由もなく塗り回数を増やしてもお客様にとっては負担になる部分が大きくなるのです。
実は塗装も塗り重ねれば丈夫になると言うことはなく、塗り回数に関しては塗料メーカーが実験やシミュレーションを繰り返し3回が適切だと導き出されています。
ただし塗料によっては4回以上の回数を指定している場合や外壁の状態によっては回数を増やす場合もあります。
外壁の状態が著しく悪くなっている場合、外壁は塗料を吸い込んでしまい塗膜の形成が不十分になってしまいます。
このような場合には下塗りの回数を増やした塗装が行われます。
そのため必ずしも4回塗りを提案する業者に問題があると言う訳ではなく、外壁の状態に関わらず中塗りや上塗りの回数を増やして提案する業者に注意すべきだと言えます。
特に悪徳業者であれば4回塗りを提案しつつ、実際の施工では3回塗りどころか2回塗りの手抜きを行っていると言う現状もあります。
通常3回塗りのところ4回塗りを行うには必ず理由がありますので、4回塗りが必要な理由をきちんと説明できる業者を選ぶことが大切になってきます。
専門的な内容も多いため業者の言うことは正しいと思い込んでしまいますが、業者任せにするのではなく大切なお住まいのことはご自身でもしっかり向き合って考えていきましょう。
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