先日、筑紫野市杉塚で外壁塗装の現場調査に伺ったお客様から、こんな質問をいただきました。
「うち、カーポートが家の外壁にかなり近いんですけど…足場ってちゃんと組めますか?壊れたりしないか心配で。」
「はい、そのご心配はとても多くいただきます。カーポートがあるご家庭では、“足場ってどうやって建てるの?”というのが、皆さん気になるところなんですよね。」
塗装工事を始める前には、足場の設置が必要不可欠です。しかし、家の敷地にカーポートがある場合、その足場の設置方法が工事の進め方に大きく関わってくることがあります。
カーポートが外壁に近いと足場はどうなる?
カーポートが家の外壁ギリギリまで設置されていると、足場を立てるスペースが確保しづらくなります。
「カーポートが近すぎると、足場の柱を建てるスペースが足りないこともあるんです。そうなると、カーポートを一時的に外してしまうか、そのまま活かして工夫しながら足場を組むか、どちらかの方法になります。」
「外すって、壊れたりするリスクありますよね?長年使ってて、できれば触らないでほしいなぁと思ってて…。」
「はい、そうお考えになる方も多いです。実際、カーポートの屋根パネル(アクリル板など)は外すと割れたり、傷ついたりする可能性もあるんですよね。」
さらに、古いカーポートだと同じ素材や色の部品がもう手に入らないケースもあります。そうなると、修理したとしても“元の見た目に戻せない”ということも起こりかねません。
ハウジングコートではカーポートを外さずに足場を組みます
そうしたリスクを踏まえ、私たちハウジングコートでは、基本的にカーポートを外さずに足場を組む方法を採用しています。
「例えば、カーポートの柱や枠の構造を確認して、可能な限りそのまま活かしながら足場を設置していきます。」
「具体的にはどうやって固定するんですか?」
「はい、まずカーポートの枠部分を使って足場を支えます。そして、その上下にしっかりと道板(踏み板)をはさみこむことで、固定を行います。」
こうすることで、足場の強度を確保しながら、安全に塗装作業が進められます。
もちろん、すべてのケースでこの方法が使えるわけではありませんが、多くの現場で対応可能です。
現場の状況に応じて柔軟に対応するのが大切
カーポートの素材や構造、設置位置によって最適な足場の組み方は変わってきます。
「実は、同じ“カーポート付きの家”でも、1軒1軒まったく条件が違うんですよ。なので、事前の現場調査がものすごく重要になります。」
「じゃあ、見積もりを取る前に実際に見てもらって、“外すか・外さないか”判断してもらうってことですね。」
「そうです。現地を確認したうえで、“この方法が一番安全で確実です”とご提案します。お客様の大切なカーポートを無理に触らず、保護するのも私たちの仕事です。」
現場調査では、ただ足場の位置を見るだけでなく、塗装範囲との兼ね合いや雨樋・配管の干渉状況までチェックしています。
こうした細かい確認が、工事中のトラブル防止につながるのです。
実際にカーポートがあった現場での対応例
以前、太宰府市で施工を担当したお宅では、玄関前にアルミ製の大型カーポートが設置されていました。屋根材はすりガラス調のアクリル板で、取り外すには特殊な部品が必要だったため、解体による破損リスクが高い状況でした。
「この現場では、足場の支柱を通常の位置からずらし、道板で構造を補強して、カーポートを触らずに足場を組みました。」
お客様も、「カーポートに手を加えなくて済んでよかったです。想像以上に工夫されていて驚きました」とお喜びでした。
このように、経験と実績がある業者なら、状況に応じた柔軟な提案が可能です。
カーポートがあっても外壁塗装は問題なく行えます
「結局、カーポートがあっても塗装工事って問題ないってことですよね?」
「はい、しっかりした調査と適切な足場方法を選べば、問題なく行えます。むしろ、そうした対応力があるかどうかが、業者選びのポイントになるんですよ。」
工事の際は、足場だけでなく養生(飛散防止)の仕方や作業導線も含めて、家や敷地に負担をかけないよう最大限配慮しています。
不安がある場合は、事前にしっかり相談しておくことで、安心して工事に臨めるはずです。
福岡でカーポート付き住宅の外壁塗装をご検討の方へ
外壁塗装をお考えの際、「カーポートがあるから難しいかな?」と迷われる方も多いですが、実際はしっかりとした知識と工夫があれば、問題なく工事を進めることができます。
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市で塗装をご検討の方は、ぜひ一度、ハウジングコートまでご相談ください。
カーポートの状況も含めた現場調査を行い、最適な足場設置方法をご提案いたします。
お見積もり・ご相談は無料です。お電話・メール、どちらでもお気軽にご連絡ください。