木部・木材の塗装は適した方法で!

木部・木材の塗装は適した方法で!

外壁や屋根には様々な材質の建材が使われており、塗装工事の際はそれぞれの建材に合わせた塗料を使い分ける必要があります。

中でも木部への塗装は少し特殊であり、他の建材よりもメンテナンスには気を使わなければなりません。

ウッドデッキなどに木部が使われていると言う方も多いと思いますので、今回は気になる木部への塗装についてを解説していきます。

木材の特徴を知る

木材はお住まいの至るところで使用されることがあり、使用されやすい個所としてウッドデッキや玄関ドア、破風板・鼻隠し、窓枠などが挙げられます。

デザイン性のある木目や独特な温もりは木材特有のものですが、塗装においてはサイディングやモルタルなどと比べると寿命は半分程度だと言われています。

これには木材が湿気を吸収し放出する「調質機能」があるためです。

調質機能が作用することで水に濡れてしまっても腐食を防いだり、反対に乾燥によるひび割れを防いでいるのですが、同時に木材は伸縮しています。

この上に塗装をすると表面の塗膜に力が加わり、ひび割れを起こしやすくなっているのです。

木材を塗装するには?

木部への塗装には木目を生かした「浸透タイプ」と木目を塗りつぶす「造膜タイプ」の塗料があり、施主様の希望に合わせて使い分けられています。

浸透タイプは木材の内部まで塗料が浸透する特徴がありますが塗膜は形成されないため、塗膜の剥がれやひび割れを防ぐことができます。

しかし塗装の耐久性が低いことがデメリットです。

もう一つの造膜タイプは木目のデザインは消えてしまいますが強い塗膜が形成されるため、浸透タイプの塗料に比べると耐久性が高くなっています。

また、造膜タイプでも木目を残すことができるクリアタイプもあるため、木目を生かしつつ長持ちさせたい場合にはおすすめです。

木部塗装の注意点

木部塗装では浸透タイプと造膜タイプの塗料がある関係上、以前に塗装した際の塗料との相性を考えなければなりません。

例えば、以前造膜タイプで塗装していた場合に上から浸透タイプの塗料で塗装をしても塗装の効果は失われてしまいます。

木部の塗装を検討しているのであればどの塗料を使用するかはあらかじめ明確にしておくことでトラブルを防ぎやすくなります。

最後に

ウッドデッキなど高所作業が求められない箇所へのDIYは安全に作業しつつ費用を抑えることができますが、万が一DIYによって木部が急激に劣化してしまっても取り返しがつかない点は押さえておきましょう。

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