雨戸の代わりにシャッターを設置していたり、車庫や倉庫にシャッターが設置されているというお住まいで、色褪せや錆などの症状でお悩みの方はいませんか？
劣化症状が発生しているシャッターは見た目もよくありませんし、開閉などの機能面に悪影響が出ることもあるため、外回りの一つであるシャッターも外壁同様に定期的なメンテナンスが欠かせない場所になっています。
ここではシャッター塗装の基本情報をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
シャッターは塗装でメンテナンスを
シャッターを塗装する際には外壁と異なり「凹凸があり、動作を伴う場所であるため塗装の技術を要する」ことがポイントとなります。
「外壁と同じように塗装をすればいいだけなのでは？」と思われると思いますが、実は外壁以上に塗膜の厚みに配慮しなければならず、非常に高度な技術が求められます。
塗膜が厚すぎれば開閉の動きを阻害してしまいますし、薄く仕上げても耐久性や機能性に問題が生じるため適切な厚さで塗装する必要があるのです。
このことから経験の浅い業者ではシャッターの塗装を断られるケースもありますが、塗装が施されている以上は定期的なメンテナンスを行わなくてはなりません。
気になるシャッターの劣化症状
シャッターにおいても色褪せやチョーキングなどが発生するほか、シャッターの性質上塗膜の剥がれや錆の発生なども起こりやすい症状になっています。
雨戸とは異なり開閉の際にはシャッターボックスに巻かれて収納される仕組みになっているため、部材同士のぶつかりによって塗膜が剥がれやすくなっているのです。
塗膜の保護機能は失われますし、美観の面でも塗装による機能回復を検討すると良いでしょう。
また、金属製であるシャッターでは錆が発生することもあるでしょう。
塗膜が剥がれていたり劣化により防水性が失われたシャッターは錆の発生を招いてしまいます。
錆は徐々に広がり、症状が進行すると腐食による変形や穴が開くなどの問題が発生するため、早めの塗装を検討しましょう。
シャッターのDIYは難しい
シャッターの数も少なく、面積も大きくないもののためDIYを考える方もいるのではないでしょうか。
しかし先ほども述べた通り、シャッターの塗装には非常に高度な技術を要します。
厚く塗りすぎてしまった結果シャッターが開かなくなってしまうと取り返しがつきません。
塗料の知識も必要になるため小さな面積であってもシャッターの塗装は業者にお任せすることが最も望ましいと言えるでしょう。
最後に
外壁と比べ劣化しやすいシャッターは定期的なメンテナンスを行う必要がありますが、しっかりと技術を持った業者に依頼するようにしましょう。
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