外壁塗装は手抜き工事が多発し、毎年多くの被害報告が寄せられている業界です。
そもそも塗装業者は全国に何十万とあり、例えあなたがお住まいの地域だけに限定しても非常に多くの塗装業者で溢れています。
そんな数多くの塗装業者の中から本当にいい業者を探さなければなりませんから、誤って悪徳業者に依頼することになるのも無縁だとは言い切れません。
騙された!と言う時には既に手遅れになっていることがほとんどで、業者選びの段階で正しく業者を見極める必要があります。
そこで今回は、悪徳業者の基本情報や騙されないために気を付けるポイントについて見ていきましょう。
悪徳業者はなぜ多い?
複数の塗装業者から見積もりを取ってみると分かりやすいのですが、一つとして同じ価格の見積もりが出てくることはないでしょう。
実は外壁塗装には定価がなく、業者ごとに価格の算出方法も異なるためこのようなことが起こるのですが、価格が不透明であることを利用して悪徳業者は高い値段を提示できるのです。
さらにお客様も外壁塗装の相場や適正価格をよく知らないために悪徳業者が価格をつり上げやすい状況を生み出してしまっているとも言えます。
また、悪徳業者の代表的な被害として挙げられるのが手抜き工事であり、たとえ手抜き工事を行ったとしても塗装後の仕上がりは手順や規定を守った塗装と変わらないように見えます。
材料や工程をごまかした塗装は後々問題が起こることになりますが、それに気が付けるのは数か月後かもしれません。
この間に悪徳業者は姿をくらませてしまうのです。
悪徳業者を見極めるポイントは?
自分は絶対に騙されないと思っていても悪徳業者は身近な存在です。
再確認をする意味でも今一度悪徳業者によく見られる特徴を押さえてみましょう。
*契約を急がせる
「本日契約してくださればキャンペーンで~」と一見得をしそうに感じる言葉でその日のうちに、遅くても数日の間に契約を迫ろうとするのは悪徳業者によく見られる手法です。
今後10年20年とあなたのお住まいに関わる工事をたった一日で決めてよいのでしょうか?
これに加えて「今すぐ工事をしないと大変なことになりますよ!」と不安を煽って契約させようとする悪徳業者も。
本当に取り返しのつかない状況になっている住宅が全くないとも言い切れませんが、工事を数か月先延ばしにしても家が倒壊するようなことはまず起こらないため基本的に緊急性のある塗装工事はないと言ってもよいでしょう。
*オリジナル塗料を勧めてくる
こちらもよくある手法の一つで、一般の塗料メーカーや大手塗料メーカーよりも優れた塗料であるなど特別感を装います。
しかし、塗料メーカーが莫大なコストと時間をかけて開発したものを一塗装店や一工務店が簡単に開発できるものではありません。
塗料に関しては耐久年数が30年や40年持つと説明をするのも悪徳業者の特徴です。
確かに高耐久の塗料も出回っていますが、現在に至るまでに30年以上の耐久を誇る塗料は開発されていません。
*値引きの額が大きい
最後に紹介するのが最も多い手法で、始めは明らかに高い見積もりを提示するのですが様々な条件を満たすことでその価格が半額以下になることがあります。
半額以下ともなれば自然とお得だと感じてしまいがちですが、値下げをした費用はどこに消えたのでしょうか。
そんなに材料費や人件費を削減して大丈夫なのでしょうか。
つまり始めから値引きをすることが目的で高い価格を設定していただけなのです。
最後に
万が一悪徳業者に騙されてしまった場合には契約から8日以内であればクーリングオフが適用されます。
期間を過ぎてしまった場合でも一度国民生活センターに相談してみることをおすすめします。
福岡市東区・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事リフォームをご検討の方は信頼と実績のある塗装屋、ハウジングコートに一度ご相談下さい。
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