外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説

先日、筑紫野市紫のお宅に外壁洗浄の相談でお伺いしました。
玄関から出てこられた奥様が、外壁を見上げながら声をかけてくれました。

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「最近、壁が黒ずんできちゃって…。洗剤を買って自分で洗おうかと思ったんですけど、落ちるんですかね?」
営業「ちょっと見せてもらえますか?汚れの種類によっては市販の洗剤でも取れるんですけど、逆に壁を傷めちゃうこともあるんですよ。」

北側のサイディングを触ってみると、黒ずみが筋になって残っていて、指先にはザラつきがありました。苔と排気ガスが混ざったような汚れです。

営業「これは苔やカビも混じってますね。中性の洗剤なら表面は落ちますけど、根っこが残っちゃうんです。」
外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「じゃあ強い洗剤を使ったほうがいいんですか?」
営業「強い洗剤は落ちやすいんですけど、そのぶん壁を傷めちゃうんです。色が抜けたり、塗膜がはがれたりすることもあるんですよ。」

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「えっ、そうなんですか!知らずに使うところでした。」

専用洗剤と家庭用洗剤の違いを実演で確認

奥様と一緒に家の周りを見て回ると、南側は日差しで色あせ、北側は湿気で黒ずみが目立っていました。

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「北側は何回水で流しても全然落ちなくて…。どうしたらいいんですかね?」
営業「苔やカビは水だけじゃ取れないんですよ。専用の洗剤を使うと根っこから浮かせられるんです。」

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「高圧洗浄なら大丈夫なんですか?」
営業「高圧洗浄は効果あります。ただ、水圧が強すぎると壁を削っちゃうこともあるんです。だから洗剤で汚れを浮かせてから水で流すのが一番安心なんです。」

試しに専用の弱アルカリ洗剤を薄めて噴霧し、ブラシで軽くこすって水で流してみました。すると黒ずみがサッと落ち、下地の明るい色が見えてきます。

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「わぁ、全然違いますね!これなら自分でやるよりずっと安心だし、仕上がりも全然違いますね。」
営業「専用の洗剤は壁を守りながら汚れを落とせるように作られてるんですよ。」

外壁洗浄に必要な作業日数と近隣への配慮

汚れの落ち具合を見て納得された奥様が、作業の流れについて質問されました。

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「家全体をお願いすると、どのくらい日数がかかるんですか?」
営業「洗浄だけならだいたい1日で終わりますよ。ただ塗装の前に下地処理として行う場合は、足場を組んで高圧洗浄をしっかりやりますから丸一日かかります。お家の大きさや壁の状態によっては、乾燥時間も含めて二日見てもらうこともありますね。」

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「なるほど、思っていたより早いんですね。」
営業「はい、ただ丁寧にやるぶん水の飛散や音も多少出ます。だからシートで囲って飛ばないようにしたり、朝から夕方までの作業に収めたり、ご近所にご迷惑をかけないように気を配ってます。」

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「そういう配慮があるなら安心できますね。」
営業「もちろん事前にご近所へご挨拶もしますし、洗浄の時は車に水や汚れが飛ばないようカバーもかけます。そういう小さな配慮で安心感は全然違うんです。」

外壁の汚れは洗剤で落とせる?家庭用とプロの違いを徹底解説「そこまでしてもらえるなら本当にありがたいです。」

外壁洗剤を使うときに注意すべきポイント

外壁洗浄では、家庭用の中性洗剤でも軽い汚れは対応できますが、苔やカビのように根を張った汚れには効果が不十分です。逆に強い洗剤を使えば一時的に落ちても、外壁そのものを傷めるリスクがあります。外壁専用の洗剤は、汚れを落としつつ壁を守るよう成分が調整されており、プロの現場でも使われています。

筑紫野市や太宰府市周辺でも、北側の黒ずみや苔でお困りの方が多くいらっしゃいます。外壁の汚れが気になったときは、自己流で強い洗剤を試すよりも、まずは専門の職人に相談してください。正しい方法で洗浄すれば、外壁を長持ちさせながらきれいな状態を取り戻せます。

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