外壁塗装の色選びをサポートする便利なツールとして「カラーシミュレーション」があります。このツールを使えば、塗装後の仕上がりイメージを視覚的に確認でき、色選びの参考になります。
しかし、カラーシミュレーションを過信してしまうと「シミュレーションで見た色と仕上がりが違う」といったトラブルにつながることも。今回は、カラーシミュレーションを利用する際のポイントや注意点をご紹介します。
カラーシミュレーションを活用する方法
カラーシミュレーションを導入している業者に依頼する場合、まずはお住まいの写真を業者に送ります。この写真をもとに、さまざまな色を組み合わせた仕上がりイメージを確認できるデータを作成してもらえます。
メリット
- リアルなイメージが湧きやすい
ご自宅の写真を使用するため、実際の外観に近いイメージで確認できます。 - 専門家のアドバイスが受けられる
業者の提案を参考にしながら、色選びを進められます。
注意点
業者にカラーシミュレーションを依頼する際は、あらかじめ希望する色やイメージを絞り込んでおくとスムーズです。業者がシミュレーションに対応していない場合や、簡易的なイメージ確認で十分な場合は、自分で利用できるシミュレーションサイトを活用する方法もあります。
シミュレーションサイトの活用
インターネット上には、無料で利用できるカラーシミュレーションサイトが多数あります。これらを活用すると、色の組み合わせや全体のバランスを確認することができます。
注意点
- サイト上では提供される住宅モデルを使ってシミュレーションするため、実際のご自宅とはイメージが異なる場合があります。
- 実際の仕上がりとは違うことを前提に、あくまでも色選びの参考程度に利用しましょう。
カラーシミュレーションを過信してはいけない理由
カラーシミュレーションは便利なツールですが、以下のような理由から、実際の仕上がりを完全に再現するものではありません。
1. デバイスによる色の違い
- モニターやタブレット端末の種類、メーカー、設定によって色の見え方が異なります。
- プリントアウトした場合でも、印刷機器やインクの特性により色が変わることがあります。
2. 実際の環境との違い
- 面積効果:実際の外壁は広い面積を占めるため、シミュレーションで見た色よりも明るく感じたり、濃く感じたりすることがあります。
- 気象条件:自然光の下での見え方や、時間帯による色の変化も再現できません。
3. あくまで「イメージ」
シミュレーションは仕上がりの雰囲気を掴むためのツールであり、実際の塗装後の色そのものではありません。参考として活用することが重要です。
カラーシミュレーションを使いこなすためのポイント
- 実物サンプルを確認する
カラーシミュレーションで候補を絞り込んだ後、実際の塗料のサンプルを確認しましょう。A4サイズ程度の見本板を利用することで、より実際の仕上がりに近いイメージを得られます。 - 業者の説明を聞く
カラーシミュレーションの限界を理解し、業者に仕上がりのイメージを具体的に説明してもらうことで納得感が高まります。
まとめ
カラーシミュレーションは、外壁塗装の色選びをサポートする非常に便利なツールですが、実際の仕上がりを完全に再現するものではありません。そのため、あくまで参考として活用し、最終的には実物のサンプルを確認した上で色を決定することが大切です。
また、カラーシミュレーションの利点と限界について正直に説明してくれる業者を選ぶことも、失敗しない色選びのポイントです。ぜひ、この記事を参考に理想の外壁塗装を実現してください。
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