ジョリパットは、職人の手作業で生み出される唯一無二の模様が魅力の外壁材です。フランス発祥の塗り壁材であり、その独特のデザイン性や耐久性が評価されています。適切なメンテナンスを行うことで50~60年もの長期間にわたり美しさを保つことが可能です。
今回は、ジョリパット外壁を長持ちさせるためのメンテナンス方法や注意点を詳しくご紹介します。
ジョリパットとは?
ジョリパットはモルタルや漆喰のように半固形の材料を塗りつけて仕上げる「湿式工法」の外壁材です。モルタル下地の上に塗られ、職人による自由なパターンや模様で仕上げられます。
ジョリパットの特徴
- デザイン性
職人の手作業によるオリジナルデザインが可能で、世界に一つだけの外壁を作ることができます。 - 色や質感の多様性
豊富なカラーやパターンが選べ、建物に独自の個性を与えられます。 - 高耐久性
適切なメンテナンスを行えば、50~60年の耐用年数を持つことも。
ジョリパットのメンテナンス方法
ジョリパット外壁は、日頃のお手入れが寿命を延ばす重要なポイントとなります。
日常のお手入れ
- 柔らかいブラシを使用した水洗い
定期的に柔らかいブラシで表面を軽く擦り、水洗いを行いましょう。 - 中性洗剤の使用
汚れが目立つ場合は中性洗剤を薄めた水で軽く擦り洗いを行うことで汚れを落とせます。
外壁塗装のタイミング
以下のようなサインが見られたら、塗り替えを検討しましょう。
- 色褪せや雨水の跡が目立つ。
- クラック(ひび割れ)が発生している。
- デザインの凹凸部分に汚れや水が溜まりやすくなっている。
外壁の状態に合わせて早めにメンテナンスを行えば、大規模な補修工事を避けられる可能性が高くなります。
ジョリパットメンテナンスの注意点
ジョリパットは他の外壁材と異なる特性を持つため、メンテナンス時には特に注意が必要です。
1. 高圧洗浄の水圧に注意
ジョリパットは高圧水流に弱い性質があるため、高圧洗浄を行う際は適切な水圧で作業する必要があります。水圧が強すぎると、表面が傷つく可能性があるため、経験豊富な業者に依頼することが重要です。
2. 塗料の選択
ジョリパットには吸水性が高い特性があり、透湿性の低い塗料や弾性塗料を使用すると、外壁の性能を損なうリスクがあります。メーカー推奨の専用塗料を選ぶか、ジョリパットに適した塗料を使用するようにしましょう。
3. 汚れや劣化の放置は厳禁
凹凸のあるデザイン部分に汚れや水が溜まると、劣化が進行しやすくなります。放置するとクラックや剥離につながるため、早めの対応を心がけましょう。
まとめ
ジョリパットはデザイン性に優れ、適切に手入れを行えば長持ちする外壁材です。日常的なメンテナンスや定期的な塗装により、その美しさと機能を長期間保つことができます。
また、施工業者選びも重要です。ジョリパット特有の特性を理解し、正しい施工や塗装を行える業者に依頼することで、より安心してメンテナンスを進めることができます。
大切なお住まいの価値を守るため、ジョリパット外壁を長く維持するためのメンテナンスを心がけましょう。
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