外壁に大判タイルを検討中のS様邸へ!職人目線でメリット・注意点をお伝えします

外壁に大判タイルを検討中のS様邸へ!職人目線でメリット・注意点をお伝えします

筑紫野市針摺中央のS様邸へ、外壁のご相談でお伺いしました!

S様のお宅は築12年のスタイリッシュなモダン住宅。以前から「普通の塗装もいいけど、ちょっと違う雰囲気にしたいな」と考えられていたそうで、今回ご相談いただいたのは、最近人気が出てきている 大判タイルの外壁 についてでした。

「タイルって、塗装より持ちがいいって本当ですか?」

現場に到着してまず外壁を見せていただくと、表面のチョーキング(手で触ると粉がつく現象)が目立っており、防水性能が落ちてきているサインが出ていました。

外壁に大判タイルを検討中のS様邸へ!職人目線でメリット・注意点をお伝えします「タイルって、塗装より持ちがいいって聞いたんですが…どうなんですか?」

ハウジングコート「はい、確かに耐久性は高いです!とくに大判タイルは、つなぎ目が少ない分、雨水の侵入も抑えやすいんですよ。」

大判タイルのメリットは?

最近では外壁リフォームに 大判タイル を採用する方が増えてきました。その理由は、なんといっても「高級感」と「メンテナンス性」です。

職人目線で見た大判タイルのメリットをいくつかご紹介すると…

圧倒的な存在感とデザイン性
1枚が大きい分、外観がシャープで重厚感のある仕上がりになります。S様邸のようなモダン住宅にはピッタリ!

目地が少なく、汚れにくい
タイルが大きいと、その分つなぎ目(目地)が少なくなるので、コケやカビが生えにくく、掃除の手間も減ります。

耐久性が高い
塗装と違って紫外線に強く、色あせしにくいのも魅力。下手すると30年以上メンテナンス不要というケースもあります。

でも、ちょっと注意も必要です

S様も「いいことばっかりですね!」とワクワクされていましたが、ここは職人として正直にお伝えしないといけません。

ハウジングコート「実は、大判タイルは施工がかなり難しいんです。」

というのも、重さがあるぶん しっかり下地処理 をしておかないと、将来的に 剥がれズレ の原因になるんです。特に築年数が経った建物では、下地の補強が必要なことも。

さらに、施工には タイル専門の職人技術 が必要で、一般的な塗装工事よりも 費用も工期も長くなる 傾向があります。

外壁に大判タイルを検討中のS様邸へ!職人目線でメリット・注意点をお伝えします「そうなんですね…。じゃあ全部タイルにするより、アクセント使いにした方がいいのかな?」

ハウジングコート「はい!実は最近は、正面だけタイルにして、他は高耐久の塗装にする というハイブリッドな施工が人気ですよ!」

「やっぱり、プロの話を聞くって大事ですね!」

S様も「思い切って相談して良かったです!ネットだけじゃ分からないことが多くて…」と、スッキリしたご様子でした。

今回は、タイルと塗装の組み合わせでお見積もりを作成し、具体的なご提案をさせていただくことに。お客様の理想とご予算に合わせて、ベストなプランを考えるのが私たち職人の仕事です!

大判タイルは確かに魅力的ですが、向いている家・向いていない家もあります。気になっている方は、ぜひお気軽にご相談ください。現場を見て、リアルなアドバイスをさせていただきます!

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