屋根材として多くの割合を占めるスレートはあなたのお住まいでも使われていませんか？
昔ながらの屋根材として瓦が挙げられますが、近年では大半をスレート屋根が占めています。
そんなスレート屋根では屋根が割れていると報告を受けることが少なくありません。
特に梅雨や台風の季節には雨漏りが気になる状態のため、屋根が割れていると不安ですよね。
ここではスレート屋根が割れてしまう原因とその対処法について解説していきます。
スレート屋根が割れる原因
スレートは瓦と比較すると一枚一枚が薄いため劣化しやすい側面があります。
そのため年月の経過と共に耐久度が下がると、本来耐えられる強さの風でも割れてしまうことがあるのです。
また、経年劣化が少ない屋根でも台風などの強風によって割れることがあり、飛来物があると瓦でさえも割れてしまいます。
太宰府市や小郡市などでは頻繁に起こることではありませんが、雪や雹の衝撃で割れてしまうことがあるなど、自然現象によって屋根が割れてしまう事例は多いものです。
その他にも施工の際に屋根の上を職人が移動することによって起こる踏み割れも発生します。
スレートの構造上の問題やスレートを留めている釘などが原因で割れるのですが、これらは施工時に潜在的に発生するもので経年により割れが成長することでやがて目に見えるようになるため気が付きにくいものになっています。
施工直後には発見できませんので定期的に屋根の点検を心がけることで見つけることができます。
屋根が割れていた時の対処法
屋根が割れているからと確認のために自分で屋根には登らずに、必ず専門の業者に点検してもらうようにします。
落下の危険性もありますし、専門的な知識を持った上で点検しなければトラブルの原因を掴むことはできません。
特に屋根の上はあなたから見えない部分であり、正しく業者を選定しなければさらにトラブルを引き起こしてしまいかねません。
割れが部分的に発生している場合にはコーキングによる補修や割れているスレートのみを交換する方法があります。
部分的な補修では改善ができない場合には屋根全体の吹き替え工事などが必要になり、最も費用がかかります。
深刻な状態になる前に定期的な点検とメンテナンスで屋根を守ってあげましょう。
最後に
普段なかなか見ることのない屋根ですが、建物の中でも特に自然の影響を受けている部分でもあります。
大雨や台風などの後には屋根に異変がないか気にかけてみると良いかもしれません。
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