外壁塗装を行う上で持っていることが必須の資格や許可はありませんが、業者が何かしらの資格や許可を持っているとお客様にとっては業者の能力や技術を見極める一つの指標になります。
しかし外壁塗装にまつわる資格や許可は多岐にわたるため、中でも特に持っていると安心・信頼ができる資格や許可について解説していきます。
塗装技能士
塗装技能士は塗装職人向けの国家資格であり、一級塗装技能士・二級塗装技能士・三級塗装技能士に分けられます。
難易度が高くなるにつれ取得条件も厳しくなり、二級塗装技能士であれば2年以上の、一級塗装技能士であれば7年以上の実務経験が求められます。
さらに実技試験と学科試験のどちらにも合格する必要があり、塗装技能士の資格を持つ塗装職人は塗装に関わる技術と知識を備えていることが認められているのです。
ただし、塗装技能士の資格を持たない腕のいい塗装職人ももちろんいます。
塗装技能士の資格が実力を証明してくれるものであることは確かですが、ベテランの職人などは資格を持っていないケースも珍しくはないものです。
建設業の許可
建設業の許可を持っていると請負金額が500万円以上の工事を請けることができますが、戸建ての塗装工事に関しては請負金額が500万円以上になることはほとんどないため業務の上では必要のないものです。
では建設業の許可が安心・信頼の業者に繋がる理由は一体何でしょうか。
答えは、建設業の許可を取得するためには国土交通省が定めた様々な要件をクリアしなければならないためです。
例えば自己資本が500万円以上であること・500万円以上の資金調達能力を有していること・許可申請直前の過去5年間許可を受けて継続して営業した実績を有することのいずれかを満たしていたり塗装工事業での経営履歴が5年以上もしくは建設工事業での経営履歴が6年以上であることを満たしていたりといずれも簡単な要件ではありません。
建設業の許可を取得している塗装会社は国が認めた会社であると言えるのです。
色彩検定・カラーコーディネーター検定
外壁の色にこだわりたいのであれば色彩検定やカラーコーディネーター検定の有資格者のいる業者を探してみましょう。
色での悩みは多くの方が持つものですので、納得の色選びには色のプロへの相談がおすすめでしょう。
最後に
資格や許可が業者や職人を見極める判断材料になることは確かですが、資格や許可だけではあなたの理想の外壁塗装を実現してくれる会社であることを見極めることは難しいでしょう。
見積もりや打ち合わせの内容などから総合的に判断するようにしましょう。
福岡市東区・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事リフォームをご検討の方は信頼と実績のある塗装屋、ハウジングコートに一度ご相談下さい。
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