コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?

コーキングの基礎知識と注意点|正しい施工で塗装工事を成功させるポイント

「最近、壁のスキマが黒ずんで見えるようになって…。もしかして傷んできてるのかなって心配で。」

築12年のサイディング住宅にお住まいのO様から、外壁の目地についてご相談をいただきました。現場は福岡市東区。ご自宅の外壁自体は一見きれいでしたが、コーキングの劣化が気になったとのことです。

「コーキングが硬くなってますね」

営業「ご連絡いただいたスキマ、実際に確認してきました。やっぱりコーキングが全体的に硬くなっていて、場所によっては剥がれかけてます。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「やっぱり…。まだ見た目は大丈夫そうだけど、放っておくと危ないですか?」

営業「はい、このまま進行すると、隙間から雨水が入り込んで、外壁の裏側まで濡れてしまう恐れがあります。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「それは困るなあ…。今すぐじゃなくても、いずれ中に水が回るってことですよね?」

営業「そうなんです。内部の構造材に水が浸入すると、気づかないうちに腐食が進んでしまうこともあります。シロアリなどの被害に繋がるケースもあるんですよ。」

コーキングは目立たない部分ですが、建物の防水を支える重要な存在。劣化を放置すれば、見えないところでダメージが蓄積していきます。

営業「ちなみに、表面が硬くなるとひび割れが起こりやすくなって、そこから一気に劣化が進行します。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「表面だけ見ててもわからないものなんですね。」

営業「そうなんです。ぱっと見ではわからなくても、内部では徐々に劣化が進んでいることもあります。」

外壁との間に隙間…紫外線で進む劣化

南面や西面など、日当たりの強い場所では特に劣化が進みやすくなります。O様邸でも、紫外線を多く受ける面に目立つ劣化が見られました。

営業「この辺り、すでに細い隙間ができてますね。今は内部に水が入り込んだ形跡は見られませんが、梅雨や台風の時期には注意が必要です。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「全然気づいてませんでした…スキマ、できてたんですね。」

営業「はい、目地の劣化って気づきにくいんです。外壁がきれいだと、余計に見落としやすくなるんですよ。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「なるほど…。たしかに、ぱっと見では何も問題なさそうに見えますもんね。」

営業「なので、定期的な点検がとても大切なんです。調査の際は写真も撮って、報告書にまとめてお渡ししています。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「写真で見られるのは安心ですね。自分で見るのと全然違います。」

営業「記録として残しておくことで、次のメンテナンスの判断にも役立ちますし、ご家族と共有もしやすくなります。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「たしかに。説明がしっかりしてると、家族も納得しやすくなりますね。」

「打ち替えと増し打ち」の違いとは?

コーキングの補修には「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。O様邸では、多くの箇所がすでに寿命を迎えていたため、打ち替えが必要な状態でした。

営業「古いコーキングを一度すべて撤去してから、新しい材料をしっかり充填する“打ち替え”での対応が基本になります。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「けっこう大がかりなんですね…。簡単に上から塗り足すだけじゃないんだ。」

営業「上から足すだけだと、下地の状態が悪いままになってしまって、すぐに剥がれてしまうんです。撤去後は接着性を高めるプライマーを塗ってから、新しい材料を丁寧に入れていきます。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「聞けば聞くほど、手を抜けない作業なんですね。」

営業「そうなんです。一見地味な作業ですが、非常に大事な工程です。どの材料を使うか、どのくらいの厚みで施工するかでも耐久性は変わってきます。また、使う材料のグレードによっても寿命が違います。今回は耐候性の高いタイプをご提案しています。」

サッシ周辺など撤去が難しい部分については、増し打ちで対応する旨もご説明しました。

営業「こちらのサッシまわりは、既存のコーキングの上から重ねて充填する“増し打ち”にします。状況に合わせた施工法なのでご安心ください。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「ちゃんと使い分けて対応してくれるなら安心ですね。」

外壁塗装との同時施工でコストも仕上がりも安心

O様は、コーキングの補修をきっかけに、外壁塗装も検討されました。

営業「コーキングと塗装を一緒に行うことで、足場代が1回分で済みますし、仕上がりにもムラが出にくくなります。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「たしかに。足場って意外と高いですもんね。」

営業「そうなんです。なので、同時に施工することでコストの無駄がなくなります。それに、両方とも建物の外側を守る防水工程なので、一緒に行うとメンテナンスの効率も良くなりますよ。」

コーキングの劣化が気になる方へ…外壁のスキマをそのままにしていませんか?「なるほど、後からまた足場組むのは面倒ですし、やるなら今がタイミングってことですね。」

営業「はい。しっかり施工すれば10年近くは安心して過ごせますし、建物全体の耐久性アップにもつながります。ちなみに塗装前にも下地処理や補修がありますので、コーキングの状態を整えておくのは塗装の仕上がりにも影響します。」

目地や外壁の補修は見た目だけでなく、建物の耐久性や暮らしの安心にもつながります。少しでも気になる症状が出たときは、早めの点検がなにより大切です。

福岡市東区・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市で、外壁塗装やコーキング補修をご検討中の方は、現地調査からしっかり対応するハウジングコートへお気軽にご相談ください。お見積もり・点検は無料で承っております。建物の小さなサインも、見逃さずお伝えします。

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