外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声

先日、筑紫野市二日市北にお住まいのT様から外壁塗装のご相談をいただき、お宅へお伺いしました。

T様は築12年のご自宅にお住まいで、「そろそろ外壁を塗り替えようと思ってるんですけど、黒にしたら後悔しますかね?」と、少し不安げな表情。最近では黒やチャコールグレーなどの濃色系が人気なので、気になっている方も多いんですよね。

黒い外壁、実際どうなの?

現場に到着し、まずは今の外壁をチェック。アイボリー系の優しい色味で、劣化や色あせも出始めていました。

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「今の色も悪くないんですけど、ちょっと地味で…。黒にするとグッと引き締まるかなって思って。でも、暑くなるって聞いたことがあって」

「そうですね、黒は日射を吸収しやすいので、夏場は壁の温度が上がります。室内まで熱が伝わりやすくなることもありますね。ただ、遮熱性能の高い塗料を使えば、かなり緩和できますよ」

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「遮熱塗料ってあるんですね!じゃあ黒にしても多少安心ですか?」

「はい、屋根にもよく使われるくらい効果がありますから。ただし、断熱材の状態や窓の断熱性も影響するので、総合的に考えるといいですよ」

汚れ・色あせ・メンテナンスの話

次に、T様が気にされていた汚れについて。

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「友達の家が黒にしたんですけど、雨だれとかすごく目立つって言ってました」

「それは確かにありますね。黒系の壁は白っぽい汚れやホコリ、特に窓の下の雨だれが目立ちやすいです。でも、防汚性の高い塗料や親水性塗膜なら、雨で自然に汚れが流れるタイプもありますよ」

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「なるほど〜。じゃあそういう塗料を選べば、汚れ対策もできるんですね」

「そうです。あとは、あえて『真っ黒』じゃなくて、ちょっとグレー寄りにすると、少し汚れも目立ちにくくなりますよ」

色選びのコツとアドバイス

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「うーん、でも実際に塗ったらイメージ違ったってなりそうで怖いですね…」

「よくある不安ですよね。ですので、当社ではカラーシミュレーションを使って、お家の写真に実際の色を合成して確認していただけます」

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「あ、それは助かります!夫も『シミュレーションないと怖い』って言ってたんです(笑)」

「それなら、ご家族みんなで納得して選べますね。あと、外壁のツヤも印象を大きく変えるので、マット仕上げかツヤありかも確認しましょう」

外壁を黒にして後悔する?失敗しない色選びのコツと現場の声「ツヤのありなしってそんなに違います?」

「かなり違いますよ。ツヤありは高級感が出ますが、光の反射でテカリすぎると感じる方もいますし、マットは落ち着いた雰囲気ですが、汚れがやや目立ちやすい傾向もあります」

最後は前向きな一歩

お話しながら、T様ご夫婦ともに「黒でも工夫次第で全然アリなんですね!」と明るい表情に。後日、カラーシミュレーションをお渡しすることになり、「楽しみにしてます!」と笑顔で見送ってくださいました。

黒い外壁はおしゃれでインパクトもありますが、日差しや汚れなど、事前に知っておくべきポイントも多い色です。「見た目重視だけで決めないこと」が、後悔しないための第一歩です。

もし「黒にしてみたいけど、実際どうなの?」と迷っている方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。現場をしっかり見て、お家に合ったベストな選択を一緒に考えましょう!

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