
先日、筑紫野市原田にお住まいのN様から、外壁塗装についてのご相談をいただきました。
最初から「自分でやりたい」という話ではなく、最近よく目にする情報が気になり始めた、という流れでした。
「最近、動画とか見るとDIYで外壁塗ってる人も多いですよね」
「確かに多いですね。ここ数年で、外壁塗装をDIYとして紹介する動画はかなり増えています」
「それで、近所の人がこの前、自分で外壁を塗ったって話をしてて」
「身近な方が実際にやっていると、現実的に感じますよね。動画よりも説得力があります」
近所の話や動画が重なると、「業者に頼まなくてもできるのでは」と考え始める方は少なくありません。
「見た感じは、正直それなりにきれいだったんですよ」
「塗りたての状態だけを見ると、DIYでもきれいに見えることは多いです。ただ、塗装は時間が経ってからが本当の評価になります」
「DIY塗装って本当に大丈夫なのか」という率直な不安
「でも、ああいうDIY塗装って、本当に大丈夫なんですか?」
「率直に言うと、“条件次第”ですね。問題が起きやすいかどうかは、塗り方より前の工程で決まります」
「前の工程、ですか?」
「はい。洗浄や下地の確認、補修の有無などです。ここを軽く考えてしまうと、数年で不具合が出やすくなります」
「動画だと、そこはあまり映らないですよね」
「そうなんです。どうしても塗っている場面が中心になりますが、実際の現場では“塗らない時間”の方が長いくらいです」
プロとして見ると、塗料を塗る行為そのものより、塗る前の判断の方が重要になります。
「じゃあ、見た目がきれいでも安心とは言えないんですね」
「そうですね。特に下地が弱っていると、見た目は問題なくても早く剥がれたり膨れたりします」
近所のDIY塗装を見て分かりにくいポイント
「近所の家も、数年後にどうなるかは分からないですもんね」
「その通りです。塗装は、2年後・3年後に差が出てきます」
外壁は立地条件によって劣化のスピードが大きく変わります。
「北側とか、日が当たらない場所はどうなんでしょう?」
「湿気が残りやすいので、下処理が甘いと剥がれやすくなります。そういう場所ほど、プロは工程を慎重に組みます」
「全部そこまで考えながら、自分でやるのは正直大変そうですね」
「そう感じられるなら、DIYが向いていない可能性もあります。無理して選ぶものではありません」
DIYは悪い選択ではありませんが、判断を誤ると結果的にやり直しが必要になるケースもあります。
外壁塗装をDIYで考える際の基本的な考え方
外壁塗装のDIYは、「できるかどうか」ではなく、「その建物の状態でやっても問題が起きにくいか」で判断することが重要です。
動画や近所の話を見聞きすると簡単そうに感じますが、外壁の素材、劣化の進行度、高さ、下地の状態は一軒ごとに異なります。
目立たない面の部分補修や、範囲を限定した塗装であればDIYが選択肢になる場合もあります。一方で、外壁全体を塗装する場合は、安全性、耐久性、仕上がりの均一さまで考える必要があります。
「本当に大丈夫だろうか」と迷いが出た時点で、一度立ち止まって外壁の状態を確認することが、結果的に失敗を防ぐ近道になります。
筑紫野市原田をはじめ、筑紫野市・太宰府市・小郡市・大野城市・福岡市東区・福岡市早良区で、
外壁塗装をDIYで行うかどうか迷われている方は、まずは今の外壁がDIYに向いている状態かどうかを確認してみてください。向いている場合も、向いていない場合も、その理由を含めてお伝えしています。











