
先日、福岡市早良区次郎丸にお住まいのN様から「外壁をネイビーにしたいんですけど、暗くなりすぎたり重たく見えたりしませんか?」とご相談をいただきました。
ネイビーは上品で人気がある反面、光の当たり方で印象が変わりやすいので、最初の確認がすごく大事なんですよね。
「写真で見るとすごく良いんです。でもうちに合うか自信がなくて…」
「分かります、写真だと良く見える分、実際のお家でどう見えるかが気になりますよね。N様のお家の形ならネイビーは合いますよ。あとは“どんなネイビーにするか”を一緒に詰めていきましょう」
ネイビーといっても青みが強いもの、黒に近いもの、少しグレー寄りのものまで幅が広いんです。
「でも日陰だと黒っぽくなりませんか?」
「なります。だから晴れた正面だけじゃなくて、日陰で見たときの沈み方も確認しておくと安心ですよ」
「どこで見ればいいですか?」
「玄関まわりと北側、それから夕方の時間帯が分かりやすいです。できれば雨の日に濡れた状態も見ておくと、想像違いが減ります」
濡れ色は、仕上がり後の“雨上がりの見え方”に近いので、決める材料として強いんです。
「雨だと一段濃く見えるってことですか?」
「はい。ネイビーは濡れると深みが出て格好良い反面、黒っぽさも出ます。そこが好みの分かれ目です」
「なるほど…じゃあ、明るめのネイビーの方が無難ですか?」
「落ち着き優先なら少しグレー寄りのネイビーが扱いやすいです。青みが強いネイビーは爽やかさが出るので、雰囲気で選べますよ」
色は単体で決めるより、外壁の面積と光の条件で考える方が失敗しにくいんです。
付帯部との組み合わせでネイビー外壁は上品にも軽やかにも見える
「ネイビーにしたら雨樋とかも変えた方がいいですか?」
「変えないといけないというより、“どう揃えるか”で仕上がりが大きく変わります。ネイビーは付帯部の色が大事なんです」
付帯部は線になるので、色が揃うと家全体がキュッと締まって見えます。
「白と黒、どっちがいいんでしょう」
「白は明るく軽やかに見えますし、黒は落ち着いて大人っぽくまとまります。どっちが正解というより、目指す雰囲気で決めるのが一番です」
「うちはサッシが黒寄りなんです」
「それなら付帯部も黒寄りで揃えると、ネイビーが浮きにくくて安心です。白にするとコントラストが出て、爽やかさが強くなりますよ」
「玄関ドアは木目なんですけど、ネイビーと合いますか?」
「合いますよ。ネイビーと木目は相性が良いので、木目を主役にしてネイビーを背景にすると品が出ます」
木目があると“冷たさ”が和らぐので、ネイビーのクールさがちょうど良くなるんです。
「ツートンはどうですか?上だけネイビーとか…」
「ツートンも良いですよ。上下で分けるなら比率を意識すると落ち着きます。半々よりも、上を少なめにすると重く見えにくいです」
切り替え線は窓のラインや帯板に合わせると、後から見ても自然に馴染みやすいんですよね。
色あせ・汚れ・艶の選び方でネイビーの不安を小さくする
「ネイビーって色あせしやすいですか?」
「濃い色なので変化が分かりやすいのは確かです。でも塗料の耐候性で差はしっかり出ますよ」
“色あせ”はゼロにはできませんが、進み方を遅くすることはできます。
「艶はどうしたらいいですか?」
「艶ありはパキッと新しく見えますし、艶を落とすとしっとりした高級感が出ます。迷うなら半艶が扱いやすいです」
「艶を落とすと汚れが残りやすいって聞きました」
「その通りです。艶消し寄りほど汚れが“止まりやすい”ことがあります。だから低汚染タイプとセットで考えると安心です」
「雨だれとか白っぽく目立ちそうで…」
「ネイビーは雨だれが出ると目立ちやすいです。換気フードの下やサッシ下は特に出やすいので、下地を整えて、汚れが流れやすい塗料を選ぶとかなり違いますよ」
汚れは“出る場所が決まっている”ことが多いので、先に押さえるとストレスが減ります。
「なるほど…色だけじゃなくて、仕組みで防ぐ感じなんですね」
「まさにそれです。ネイビーは“色”より“仕様”で安心が決まります。やり方さえ合えば、長くきれいに保てますよ」
ネイビー外壁で後悔しないための最終判断基準
ネイビーは、選び方の順番さえ間違えなければ、実はとても失敗が少ない色なんです。
まず押さえたいのは、同じネイビーでも「青み」「黒み」「グレーみ」で見え方がまったく変わる点です。カタログやスマホの写真だけで決めると、晴れた正面の印象に引っ張られやすいので、日陰の玄関まわり、北側、夕方の光で沈み具合を確認しておくと安心です。雨の日の濡れ色まで見ておくと、雨上がりの“実際の表情”が想像しやすくなります。
次に大事なのが付帯部です。ネイビーは外壁が主役になりやすいので、雨樋・破風・水切りの色がバラバラだと、家全体が散らかって見えがちです。サッシが黒寄りなら付帯部も黒寄りで揃えるとまとまりやすいですし、白を入れるならコントラストで軽さが出ます。どちらが正解というより、目指す雰囲気に合わせて“線を整える”のがポイントです。
そして最後に、ネイビーの弱点対策です。濃色は色あせや雨だれの変化が見えやすいので、耐候性の高い塗料と低汚染性をセットで考えると気持ちが楽になります。艶は半艶が扱いやすく、ネイビーの深みと汚れにくさのバランスが取りやすいです。特に換気フード下やサッシ下は筋が出やすいので、下地処理と納まりの確認まで含めておくと、仕上がりの満足度がぐっと上がります。
福岡市早良区次郎丸はもちろん、太宰府市・筑紫野市・小郡市・大野城市・福岡市東区・福岡市早良区でネイビー外壁を検討中の方は、「日陰と濡れ色で確認」「付帯部で線を揃える」「低汚染と耐候性で弱点を潰す」の順番で整理してみてください。迷いが減って、狙ったかっこよさを長く保てる選び方になりますよ。











